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2026年5月26日(火曜日)。スペクトラム・オブ・ザ・シーズは、東京を出港して駿河湾を南下し、07:00に清水港・日の出埠頭へ到着します。出港は同日17:00、大阪へ。

スケジュール上の停泊時間は10時間ですが、下船手続きと再乗船の時間を考えると、実際に港の外で過ごせるのは おおよそ8〜9時間 が現実的なところです。それでも、雪を頂いた富士山を仰ぐ360度のパノラマ展望や、徳川家康公ゆかりの国宝社殿、世界遺産・三保松原の松林散策、清水港で揚がったばかりのまぐろ丼など、清水と静岡の魅力を一日でしっかり味わえる時間です。

このページは、2026年5月26日の寄港日を心から楽しんでいただくための一日ガイドです。東京の余韻を胸に、次は清水で何を見て、何を食べて、どう過ごすか。地元目線でじっくりお伝えしていきます。


この記事を書いた人

清水港クルーズガイド運営者

静岡市在住。清水港で、国内外の来訪者と地域の人々が交流する「清水クルーズ祭り」の企画・運営を行うなど、クルーズ旅行者と地域の人々をつなぐ活動に取り組んでいます。

クルーズ旅行者や地域の方々と接する中で感じたのは、限られた寄港時間を楽しむためには、「どこへ行くか」だけでなく、「移動にどれくらいかかるのか」「予約なしでも利用できるのか」「当日営業しているのか」といった、具体的で新しい情報が重要だということです。

このサイトでは、清水港からのアクセス方法や観光スポット、イベント、飲食店、モデルコースなどを、現地で活動する立場から分かりやすく紹介しています。

ガイドブックだけでは分からない清水・静岡のリアルな情報をお届けし、皆さまの寄港日がより楽しく、思い出深い一日になることを目指しています。


1. 寄港日の基本情報

まずは、2026年5月26日の寄港スケジュールを一目で確認できるよう整理しました。

項目 詳細
寄港日 2026年5月26日(火曜日)
入港時刻 07:00
出港時刻 17:00
スケジュール上の停泊時間 約10時間
実質的な観光可能時間 約8〜9時間
着岸場所 清水港 日の出埠頭
前の寄港地 東京
次の寄港地 大阪

5月26日は「初夏・新茶の季節」のまっただ中です。静岡では5月が一年で最も過ごしやすい季節とも言われており、日差しは明るく、空気はまだ梅雨前の爽やかさを保っています。富士山は残雪をまとい、5月の澄んだ空気の中で白いシルエットを鮮明に映し出してくれる時期です。三保松原や日本平からの眺望は、この時期ならではの清々しさがあります。

また、5月は静岡の新茶(一番茶)の摘み取りが最盛期を迎えます。茶畑が緑に輝く静岡の景色は、この季節だけの特別な風景です。港近くのショップやカフェでも、新茶を使ったスイーツや抹茶体験が楽しめますので、ぜひ清水・静岡ならではの「お茶文化」も体感してみてください。


2. 2026年5月26日の天気と服装

5月下旬の清水は、最高気温が23〜27℃前後、最低気温が17〜20℃前後となることが多く、半袖で日中は快適に過ごせる陽気です。ただし朝07:00の下船直後はまだ気温が上がりきらず、20℃前後でやや涼しく感じられることもありますので、薄手のカーディガンや羽織れる上着を一枚持参されると安心です。

服装は、歩きやすいスニーカーが必須です。三保松原の「神の道」は砂利と砂の入り混じった松林の小道を歩きますし、久能山東照宮へ続くロープウェイ乗り場までの道も起伏があります。ヒールや革靴での観光はあまりおすすめできません。紫外線も強くなる時期ですので、日焼け止め・サングラス・帽子もお忘れなく。5月26日の降水確率は低めの予報ですが、念のため折りたたみ傘をバッグに忍ばせておくと万全です。

なお、こちらの記事は寄港日の数日前に公開しているため、まだ正確な当日予報が出揃っていないタイミングで執筆しています。気象庁や各種天気予報サイトでは、寄港日の3日前ごろから精度の高い予報が出始めますので、ご出発前に必ず最新の情報をご確認ください。寄港日の朝、清水港の天気を「Shimizu, Shizuoka weather」で検索すれば、英語の予報も簡単に確認できます。


3. 清水港から市内・観光地への移動手段

ここからは移動手段別に、料金の決まり方・支払い手段・運行本数を紹介します。朝7時の入港から10時間をフルに、しかも自分の裁量で動きたい方は、タクシーを軸に考えるのがおすすめです。

🚕 タクシー(いちばん自由がきく・おすすめ)

最大の魅力は、日本平や久能山東照宮といった公共交通では行きにくいスポットを一気に回れることです。後半のモデルルート「静岡フルコース(日本平・東照宮・三保・グルメ)」も、タクシー移動を前提に組んでいます。グループで割り勘にすれば、1人あたりの負担はぐっと軽くなります。

  • 【乗り場】クルーズ船の入港に合わせて、日の出埠頭に客待ちのタクシーが待機します。見当たらないときは港ターミナル内の観光案内所で呼んでもらえます(静鉄タクシー配車センター 054-281-5111)
  • 【料金の仕組み】メーター制です。初乗り700円(1.17kmまで)、以後285mごとに100円ずつ上がります。信号待ちや渋滞中も時間で加算される仕組みです。乗車前に「◯◯までいくらくらい?」と概算を聞いても失礼にはあたりません
  • 【貸切という選択肢】時間制の貸切は普通車1時間7,700円。観光タクシープラン(静鉄タクシー)は4時間30,800円〜で、4人で乗れば1人あたり約7,700円です。回りたいスポットのリストを見せて、ルートは運転手さんと相談を
  • 【支払い】現金とクレジットカードが確実です。交通系ICやQR決済は車両によって対応が異なるため、使いたい場合は乗車前に確認してください。チップは不要です
  • 【言葉】日本語のみのドライバーが大半ですが、この記事のスポット名(日本語表記付き)をスマホで見せれば十分伝わります

🚌 無料シャトルバス(港と清水駅を結ぶ・意外と知られていない味方)

ドリームプラザ〜静鉄新清水駅前〜JR清水駅みなと口を約10分で結ぶ、エスパルスドリームプラザ運行の無料巡回バスです。

  • 【料金】無料です。買い物客でなくても乗れます
  • 【頻度】15〜20分間隔で運行
  • 【使いどころ】JR清水駅・新清水駅方面へ出るとき。徒歩なら20分以上の道のりを、埠頭のすぐ隣のドリームプラザからショートカットできます

⛴ 水上バス(海の上から富士山を眺めながら移動)

清水港水上バスの日の出のりば
清水港水上バスの日の出のりば(ブルーノ・プラス / Wikimedia Commons, CC BY 4.0)

日の出のりば(ドリームプラザ前)を起点に、三保方面と江尻(河岸の市方面)を結ぶ小さな船です。移動それ自体が清水港観光になるのが魅力です。

  • 【料金の仕組み】1区間一律で大人1,000円・小学生500円です。日の出→三保は約15分、日の出→江尻は約10分
  • 【頻度】1日7便。予約はできず、先着順の乗船です
  • 【買い方】乗船券は乗り場で購入します
  • 【欠航について】港内の航路なので欠航はまれですが、台風などの荒天時は運休することがあります。当日の運航は乗り場か電話(054-353-2222)で確認してください

🚏 路線バス(三保方面の定番・しずてつジャストライン)

三保松原へ公共交通で向かうなら「三保山の手線」です。清水駅前から三保松原入口まで440円・約25分で着きます。

  • 【頻度】日中はおおむね毎時3〜4本
  • 【乗り方の仕組み】後ろのドアから乗り、降りるときに前方の運賃箱で支払う後払い方式です。Suica・ICOCAなど全国相互利用の交通系ICカードなら、乗車時と降車時にタッチするだけでOK
  • 【現金の場合】車内の両替機は硬貨と千円札のみ対応です。高額紙幣しかないときは、乗る前にコンビニなどで崩しておくと安心です
  • 【注意】港から清水駅前バスターミナルまでは、無料シャトルバスか徒歩での移動が必要です

🚃 電車(静岡市中心部へ)

静岡おでんの青葉横丁や駿府城公園など、静岡駅周辺へ向かうときの選択肢です。10時間の滞在なら、静岡市中心部まで足を延ばす時間の余裕も十分あります。

  • 【JR東海道線】清水駅→静岡駅は240円・約12分。日中は毎時3〜4本走っています
  • 【静岡鉄道(静鉄電車)】新清水駅→新静岡駅は350円・約23分。約8分間隔の高頻度運転なので、時刻表を気にせず乗れます
  • 【支払い】どちらもSuica・ICOCAなど交通系ICカードが使えます。クレジットカードのタッチ決済での乗車には対応していないため、ICカードか現金できっぷを購入してください
  • 【港から駅まで】清水駅・新清水駅へは無料シャトルバスの利用が便利です

🚶 徒歩(港のまわりだけなら十分)

  • エスパルスドリームプラザ:埠頭のすぐ隣です(徒歩1〜3分)
  • 清水魚市場「河岸の市」:約1.3km・徒歩15〜20分。水上バスで日の出→江尻(約10分)に乗れば、降りた目の前が河岸の市です
  • JR清水駅:約1.5km・徒歩20〜25分。無料シャトルバスの利用をおすすめします
  • 静鉄新清水駅:約1km・徒歩15分前後

4. おすすめモデルルート「静岡フルコース(日本平・東照宮・三保・グルメ)」

「10時間で何を見たらいいの?」そんな問いへの答えとして、今回は停泊時間をフルに活かした「静岡フルコース」をご提案します。07:00入港・17:00出港という恵まれたスケジュールを最大限に活用し、清水と静岡が誇るベストスポットを一日で制覇するルートです。

早朝07:30前後に下船し、タクシーで日本平へ向かうことからスタート。360度のパノラマ展望を楽しんだ後、ロープウェイで国宝・久能山東照宮へ。ランチは清水港に戻って河岸の市のまぐろ丼、午後は水上バスで世界遺産・三保松原へ渡り、最後はドリームプラザでお土産ショッピング、という贅沢な構成です。タクシーチャーターを組み合わせることで、待ち時間なく効率よく動けます。

タイムスケジュール

時刻 スポット 内容 目安時間
07:00 日の出埠頭 入港・下船手続き 30分
07:30 日の出埠頭 → 日本平 タクシーで日本平へ移動 30分
08:00〜09:00 日本平・日本平夢テラス 360度展望台で富士山・駿河湾を一望 60分
09:00〜09:05 日本平 → 久能山東照宮 ロープウェイで下山(約5分) 5分
09:05〜10:35 久能山東照宮 国宝社殿・博物館を見学 90分
10:35〜11:00 久能山東照宮 → 河岸の市 タクシーで移動(約20分) 25分
11:00〜12:00 清水魚市場「河岸の市」 まぐろ丼ランチ・海鮮ショッピング 60分
12:00〜12:05 河岸の市 → 日の出乗り場 徒歩または短距離移動 5分
12:10〜12:45 水上バス(日の出→三保) 海上から富士山を眺めながら三保へ 35分
12:45〜14:15 三保松原 神の道・羽衣の松を散策 90分
14:20〜14:55 水上バス(三保→日の出) 清水港へ戻る 35分
15:00〜16:00 エスパルスドリームプラザ お土産ショッピング・ちびまる子ちゃんランド 60分
16:00 日の出埠頭へ移動 徒歩5分で埠頭へ戻り、乗船手続きへ
16:15 日の出埠頭 帰船 出港17:00の45分前に余裕を持って帰着

予算目安:約12,000円〜/人(タクシー代・ロープウェイ・東照宮入場料・ランチ・水上バス込)


日本平・日本平夢テラス

標高307mの山頂に立つ円形の展望施設で、建築家・隈研吾氏が設計したスタイリッシュな建物が話題です。360度の展望回廊からは富士山・駿河湾・南アルプス・三保松原が同時に視界に入り、静岡随一のパノラマを体感できます。5月の朝は空気が澄んでいるため、雪をまとった富士山が鮮明に見える可能性が高く、1日の最初に訪れる価値が十分にあるスポットです。入場は無料です。

久能山東照宮

楼門から見下ろす久能山東照宮の境内
楼門から見下ろす久能山東照宮の境内(Motokoka / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0)

日本最古の東照宮として知られ、江戸幕府を開いた徳川家康公を祀る国宝の社殿は、極彩色の彫刻と漆塗りの美しさで見る者を圧倒します。日本平からロープウェイ(往復1,240円)でわずか5分で到達でき、標高を生かした駿河湾の眺望も絶景です。博物館では家康公ゆかりの刀剣や甲冑など貴重な収蔵品を間近で鑑賞でき、社殿のみ(700円)または博物館との共通券(1,200円)でご観覧いただけます。

清水魚市場「河岸の市」

清水港に水揚げされた新鮮なまぐろと海鮮が集まる、地元民もこよなく愛する市場施設です。「まぐろ館」では複数の食事処がしのぎを削り、まぐろ丼・まぐろ刺身の盛り合わせを1,000〜2,500円で楽しめます。「いちば館」では桜えびシュウマイや地元の干物など、持ち帰り土産も豊富に揃っています。5月は春漁最盛期の桜えびも出回る時期ですので、まぐろと合わせてぜひお試しください。英語メニューも用意されています。

清水港水上バス(日の出↔三保)

清水港水上バスの日の出のりば
清水港水上バスの日の出のりば(ブルーノ・プラス / Wikimedia Commons, CC BY 4.0)

海の上からゆったりと富士山を眺めながら三保松原へ渡る、清水ならではの移動体験です。約35分の乗船時間中、駿河湾越しに聳える富士山の姿は格別で、「移動」そのものが観光になる特別な航路です。片道1,000円(子ども500円)。天候が良い5月の午後は特に、水面に映る青空と松林の緑が美しい時間帯です。

三保松原

三保松原の海岸から望む富士山
三保松原の海岸から望む富士山(Suicasmo / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0)

約3万本の松林が約5kmにわたって続く、ユネスコ世界文化遺産(富士山の構成資産)のひとつです。「神の道」と呼ばれる松並木の参道を歩くと、木漏れ日と潮風に包まれ、古代から続く聖地の静けさを感じることができます。松林の先には砂浜が広がり、天女が舞い降りたという伝説の「羽衣の松」が立っています。観光案内所「みほしるべ」では多言語パンフレットも配布しています。

エスパルスドリームプラザ

清水港に隣接する複合商業施設で、帰船前の最後の立ち寄りスポットとして最適です。国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の故郷・清水ならではの「ちびまる子ちゃんランド」(入場料別途)では、日本のほっこりとした昭和文化を体感できます。清水すし横丁では出港前の最後の一貫も楽しめます。お土産はここで一気に揃えるのがおすすめです。


2026年5月26日(火曜日)の営業状況

  • 日本平夢テラス:火曜日は通常営業(9:00〜17:00)。定休日は第2火曜のみのため、5月26日は問題なく開館しています。
  • 久能山東照宮:年中無休で通常営業(9:00〜17:00)。
  • 清水魚市場「河岸の市」(まぐろ館・いちば館):定休日は水曜日のため、火曜日は通常営業。
  • 清水港水上バス:運行日は火曜日も含みますが、荒天・強風時は欠航の場合があります。当日朝に観光案内所または公式サイトで運行状況をご確認ください。
  • エスパルスドリームプラザ:火曜日は通常営業(ショップ10:00〜20:00、レストラン11:00〜21:00)。

5月26日は5月最終火曜日です。ゴールデンウィーク(4月末〜5月初旬)は過ぎていますが、初夏の観光シーズンが始まる時期であり、週末を除く平日の訪問となるため、三保松原や日本平の混雑は比較的落ち着いている可能性があります。ただし、河岸の市のランチタイム(11:30〜13:00)は地元客や観光客で混み合うことがありますので、早めの入店をおすすめします。


5. 2026年5月26日に開催中の地元イベント

5月26日は初夏の爽やかな静岡を満喫できる季節。新茶の香りが漂い、街なかでも季節を感じる催し物が各所で開かれています。観光の合間や港周辺で楽しめるイベントをご紹介します。

1. 着物体験/抹茶体験

項目 内容
イベント名 着物体験・抹茶体験
開催日 開催中(詳細は公式サイトをご確認ください)
開催場所 静岡県内(詳細は主催者サイト参照)

日本の伝統文化である着物と抹茶をその場で体験できるイベントです。着物の着付けや茶道の所作を短時間で体験できるプログラムが用意されており、5月の新茶シーズンに合わせて抹茶体験を楽しめる絶好の機会です。観光の記念として、着物姿で写真を撮るお客様にも大変人気があります。

2. シネマサロン 夢町座 名画上映会5月「愛を耕すひと」

項目 内容
イベント名 シネマサロン 夢町座 名画上映会5月「愛を耕すひと」
開催日 5月開催(詳細は公式サイトをご確認ください)
開催場所 静岡県内(詳細は主催者サイト参照)

静岡で愛される地域密着型の名画上映会です。落ち着いた雰囲気の会場で、名作映画をのんびり楽しめます。観光の合間に少し時間が生まれた際や、雨天時の屋内コンテンツとしてもご活用いただけます。

3. 令和8年度 考古学技術体験

項目 内容
イベント名 令和8年度 考古学技術体験
開催日 開催中(詳細は公式サイトをご確認ください)
開催場所 静岡県内(詳細は主催者サイト参照)

約2,000年前の弥生時代から続く静岡の歴史文化を、体験を通じて学べる参加型イベントです。登呂遺跡を拠点とした考古学的な技術(土器づくりや火おこし体験など)を楽しめる内容で、歴史好きのお客様や、お子様連れのご家族にもぴったりの体験型プログラムです。

4. 望月喜久三 はめ字文とイラスト展

項目 内容
イベント名 望月喜久三 はめ字文とイラスト展
開催日 開催中(詳細は公式サイトをご確認ください)
開催場所 静岡県内(詳細は主催者サイト参照)

静岡ゆかりの作家・望月喜久三氏による、独特の「はめ字文」スタイルと温かみのあるイラストが融合した作品展です。日本語の文字をアートとして昇華させた独自の表現は、海外からのお客様にも新鮮な視覚体験として楽しんでいただけます。

5. 端午の節句飾り展

項目 内容
イベント名 端午の節句飾り展
開催日 開催中(詳細は公式サイトをご確認ください)
開催場所 静岡県内(詳細は主催者サイト参照)

5月5日の端午の節句(こどもの日)にちなんだ伝統的な節句飾りを展示するイベントです。鎧兜・五月人形・鯉のぼりなど、日本の伝統工芸と子どもへの願いが込められた飾り物を間近で鑑賞できます。5月26日はこどもの日から少し後の開催となりますが、展示が続いている場合はぜひ立ち寄ってみてください。


6. 清水・静岡の名物グルメ

清水・静岡エリアは、日本でも屈指のグルメスポットです。寄港日にぜひ味わっていただきたい名物をご紹介します。

料理 場所 価格目安 ポイント
まぐろ丼・刺身盛り合わせ 河岸の市 まぐろ館 ¥1,000〜2,500 清水港水揚げの新鮮まぐろ。英語メニューあり
清水産まぐろの寿司・桜えびの軍艦 清水すし横丁(ドリームプラザ内) ¥1,500〜4,000 港から徒歩5分。帰船前にも立ち寄りやすい
桜えびのかき揚げ(春季限定) 由比漁港エリア(港から車25分) ¥800〜1,500 3〜6月が春漁期。生の桜えびは漁期限定の絶品
海鮮丼・桜えびシュウマイ 河岸の市 いちば館 ¥500〜2,000 テイクアウトも充実。2025年リニューアル
静岡おでん(黒はんぺん) 青葉横丁(静岡市中心部) ¥500〜1,500 黒はんぺん+青のり(だし粉)が静岡流
わさびグルメ・わさびソフトクリーム 清水港周辺各所 ¥300〜3,000 日本一のわさび産地・静岡のお土産に人気
新茶スイーツ・抹茶体験 ドリームプラザ・市内カフェ ¥500〜1,500 5月は新茶最盛期。静岡茶の香りを堪能

特にお伝えしたいのが、5月ならではの旬の味覚である桜えび(さくらえび)です。静岡・由比漁港でしか獲れない世界的にも希少な桜色の小えびで、春漁(3〜6月)と秋漁(10〜12月)の年2回だけ水揚げされます。5月26日は春漁の最盛期にあたり、鮮度抜群の「生の桜えび」を口にできるのはこの時期だけの特権です。由比エリアの食堂では、生桜えびのかき揚げや桜えびの刺身(生食)を提供しており、タクシーで港から約25分。時間に余裕がある方はぜひ足を伸ばしてみてください。ドリームプラザや河岸の市でも、桜えびシュウマイや桜えびせんべいがお土産として購入できます。


7. 安心して観光を楽しむための実用情報

Wi-Fi

  • 清水港旅客船ターミナル:無料Wi-Fiが利用できます。下船後すぐに接続可能です。
  • エスパルスドリームプラザ:館内全体で無料Wi-Fiをご利用いただけます。
  • コンビニ(セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート):全国共通の無料Wi-Fiが使えます。港周辺にも複数のコンビニがあります。
  • 長期滞在の場合は空港でプリペイドSIMを事前購入されることをおすすめします。

支払い方法

日本では現金が基本の店が多く、特に小規模な飲食店や桜えびの食堂は現金のみの場合があります。エスパルスドリームプラザや河岸の市の大型店ではクレジットカードが使えますが、Visa / Mastercard が最も利用しやすいカードです。AmexやDinersは使えない店も多いのでご注意ください。港近くのコンビニ内にセブン銀行ATMがあり、海外発行のカードから日本円を引き出すことができます。一人1日あたり¥3,000〜10,000の現金を持っておくと安心です。

交通系ICカード(Suica / ICOCA)

バス・電車はSuica / ICOCA などの交通系ICカードで乗車できます。港近くのコンビニやJR清水駅のみどりの窓口でも購入可能です。現金での乗車も可能ですが、バスではお釣りが出ない場合がありますので、小銭(特に100円玉・10円玉)をご準備ください。

言語サポート

  • 清水港旅客船ターミナル内観光案内所:英語対応スタッフが常駐しており、タクシーの手配や観光マップの配布も行っています。
  • エスパルスドリームプラザ・河岸の市:英語メニューや英語対応スタッフがいる店舗があります。
  • 三保松原「みほしるべ」:日本語・英語・中国語・韓国語など多言語の案内パンフレットが揃っています。
  • タクシー運転手は基本的に日本語のみとなりますが、Google翻訳のカメラ機能(看板をリアルタイム翻訳)や会話機能を活用すると大変便利です。ぜひご活用ください。

観光案内所

  • 清水港旅客船ターミナル内 — 下船してすぐ。タクシーの手配・地図の入手はここで。
  • 清水駅観光案内所 — 港から徒歩約15分。JR利用時に立ち寄りやすい場所にあります。

緊急連絡先

用途 番号
警察 110
救急・消防 119
静岡市観光案内(英語) 054-221-1173
タクシー(静鉄タクシー) 054-285-1212

8. 船への帰り方

スペクトラム・オブ・ザ・シーズの出港時刻は17:00です。出港の30分前にあたる16:30までに清水港・日の出埠頭へお戻りください。再乗船の手続き時間を考えると、16:15前後には埠頭に到着しているのが理想的です。

帰り道に迷った場合は、スマートフォンのGoogle マップで 「Shimizu Port Hinode Pier」 または 「清水港 日の出埠頭」 と検索すると現在地からのルートを確認できます。

タクシーをご利用の場合は、運転手に 「清水港 日の出埠頭(Hinode Pier)」 とそのままお伝えいただければ問題なく案内していただけます。書いて見せる場合は「日の出埠頭」のメモを見せてください。

三保松原から水上バスで日の出乗り場に戻る場合は、14:55〜15:20頃には乗船することを目安にしてください。水上バスの最終便(三保発)は15:55前後ですが、欠航リスクを考慮してなるべく早めの便に乗ることをおすすめします。


9. スペクトラム・オブ・ザ・シーズについて

スペクトラム・オブ・ザ・シーズ(Spectrum of the Seas)は、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航する大型クルーズ客船で、総トン数169,379トン、2019年に就航した比較的新しい船です。「クァンタム・ウルトラ・クラス」に属するこの船は、特にアジア路線向けに設計されており、日本・中国・韓国を結ぶ旅程で多くのゲストに親しまれています。

船内の目玉のひとつが、高さ約40mの「ノース・スター」。地上10階相当の高さまで上昇するガラス張りの観覧ポッドです。清水港への入港時や大阪への出港時に乗船すれば、駿河湾越しの富士山を船上から俯瞰するという贅沢な体験ができます。また、「リップコード・バイ・iBanx」と呼ばれるスカイダイビングシミュレーターや、波を自在に作り出せるサーフィン体験施設「フロー・ライダー」など、陸では味わえないアクティビティが充実しているのもこの船ならではの魅力です。船内にはアジア料理を中心とした多彩なレストランが揃い、日本の寄港地で得た食文化のインスピレーションを船上でもお楽しみいただけます。


東京の賑わいと大都市の興奮を背に、静かな駿河湾を渡ってやってきた清水の街で、富士山・海・歴史・美食のすべてを一日で体験していただけたなら、これ以上嬉しいことはありません。清水での思い出を胸に、次の寄港地・大阪でも素晴らしい出会いが待っていることを願っています。

良い旅を。Have a wonderful voyage.