2026年5月7日(木曜日)。アザマラ・パシュートは、神戸を出港して瀬戸内海から太平洋へと舵を切り、10:30に清水港・日の出埠頭へ到着します。出港は同日19:00、東京へ。

スケジュール上の停泊時間は8.5時間ですが、下船手続きと再乗船の時間を考えると、実際に港の外で過ごせるのは おおよそ7時間前後 が現実的なところです。それでも、富士山を望む絶景展望台——徳川家康ゆかりの国宝東照宮——世界遺産の三保松原——清水港の新鮮なまぐろ丼まで——清水と静岡の魅力を一日でしっかり味わえる時間です。

このページは、2026年5月7日の寄港日を心から楽しんでいただくための一日ガイドです。神戸の余韻を胸に、次は清水で何を見て、何を食べて、どう過ごすか。地元目線でじっくりお伝えしていきます。


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清水港クルーズガイド 管理人

静岡県在住。海外からのお客様を清水・静岡エリアでおもてなしする仕事に携わっています。クルーズ船で清水港に寄港されるお客様に、限られた寄港時間を最大限に楽しんでいただけるよう、当ブログで現地情報を発信しています。タクシードライバー、観光案内所スタッフ、地元飲食店との繋がりを活かし、ガイドブックには載らない「その日のリアルな清水」をお伝えします。


目次

  1. 寄港日の基本情報
  2. 2026年5月7日の天気と服装
  3. 清水港から市内・観光地への移動手段
  4. おすすめモデルルート「静岡フルコース(日本平・東照宮・三保・グルメ)」
  5. 2026年5月7日に開催中の地元イベント
  6. 清水・静岡の名物グルメ
  7. 安心して観光を楽しむための実用情報
  8. 船への帰り方
  9. アザマラ・パシュートについて

  10. 1. 寄港日の基本情報

    まずは、2026年5月7日の寄港スケジュールを一目で確認できるよう整理しました。

    項目 詳細
    寄港日 2026年5月7日(木曜日)
    入港時刻 10:30
    出港時刻 19:00
    スケジュール上の停泊時間 約8.5時間
    実質的な観光可能時間 約7時間前後
    着岸場所 清水港 日の出埠頭
    前の寄港地 神戸
    次の寄港地 東京

    5月7日は、日本の大型連休「ゴールデンウィーク」が明けて最初の週の木曜日にあたります。2026年のゴールデンウィークは4月29日(水・祝)から5月6日(水・振替休日)まで続くため、7日はその翌日。多くの日本人が職場や学校に戻るタイミングで、観光地の混雑がひと段落した「ちょうどよい」タイミングと言えます。桜のシーズンこそ過ぎていますが、新緑が美しく、富士山にはまだ残雪がのこる、静岡観光の中でも特に恵まれた季節です。

    初夏の清水は、お茶の産地として知られる静岡で一番茶(新茶)の収穫が最盛期を迎える時期でもあります。港周辺や観光施設でも、新茶を使ったスイーツや飲料を見かける機会が増え、旅のちょっとした楽しみが増えます。ゴールデンウィーク後半の人混みが落ち着きはじめる週明け木曜日は、人気スポットをゆっくりと堪能できる絶好のタイミングです。


    2. 2026年5月7日の天気と服装

    5月の清水は、日本でも有数の過ごしやすい季節です。最高気温は20〜24℃前後、最低気温は15〜17℃前後が目安で、日中は半袖でも十分なほど暖かくなる一方、朝晩や海沿いでは肌寒さを感じることもあります。晴れた日には富士山がくっきりと見え、青い空と新緑のコントラストが清水観光を一層引き立てる季節です。梅雨入りはまだ先(静岡の梅雨入りは例年6月上旬)ですが、5月中旬以降は雨の日もちらほら出てきますので、折りたたみ傘を一本持っておくと安心です。

    服装は、日中の観光に合わせた軽めのシャツやブラウスをベースに、薄手のカーディガンやジャケットを重ねるレイヤリングスタイルがベストです。三保松原や日本平など屋外スポットでは日差しが強くなりますので、サングラスと日焼け止めもお忘れなく。足元は砂浜や松林の散策があるため、歩きやすいスニーカーや運動靴を強くおすすめします。

    なお、こちらの記事は寄港日の数日前に公開しているため、まだ正確な当日予報が出揃っていないタイミングで執筆しています。気象庁や各種天気予報サイトでは、寄港日の3日前ごろから精度の高い予報が出始めますので、ご出発前に必ず最新の情報をご確認ください。寄港日の朝、清水港の天気を「Shimizu, Shizuoka weather」で検索すれば、英語の予報も簡単に確認できます。


    3. 清水港から市内・観光地への移動手段

    寄港時間が限られているクルーズの旅では、移動手段の選び方が一日の充実度を大きく左右します。ここでは清水港・日の出埠頭からのアクセスを、効率の良い順にご紹介します。

    ① タクシー(最もおすすめ)

    複数名でご利用いただく場合、タクシーは清水観光で圧倒的にコスパの良い選択肢です。日本平・久能山東照宮・三保松原など主要スポットへの移動を自由に組み合わせられるうえ、運転中のちょっとした会話(Google翻訳を活用)でローカル情報を教えてもらえることも。1台を終日チャーターする場合の料金目安は 4時間で15,000〜20,000円程度(人数で割ればリーズナブル)。英語に対応できるドライバーの数は限られますが、乗船前に観光案内所(清水港旅客船ターミナル内)で手配を依頼すると、英語対応または翻訳ツール活用に慣れたドライバーを紹介してもらえる場合があります。下船後、まず案内所に立ち寄ることをおすすめします。

    ② 水上バス(清水港水上バス)

    清水港の日の出・江尻・三保を結ぶ観光船で、波の上から富士山を眺めながら移動できる清水ならではのアクティビティです。片道1,000円、所要時間は約35分。乗り場はエスパルスドリームプラザから徒歩2〜5分とアクセス良好です。三保松原へのアクセス手段として非常に人気があります。運行時間は日の出発9:55〜15:55の時刻表制ですが、悪天候や波の状況によって 欠航・変更が生じる場合があります。ご利用前に清水港水上バスの公式サイトや観光案内所で最新の運行状況を必ずご確認ください。

    ③ 路線バス

    三保方面へは、清水駅前バス停から「三保車庫行き」に乗車し約25分、運賃470円でアクセスできます。日本平方面へは清水駅または静岡駅から日本平行きのバスを利用します(静岡駅前から約55分)。公共交通は費用を抑えられる一方、乗り換えや待ち時間が発生しやすいため、限られた寄港時間の中では計画的な活用が求められます。

    ④ 徒歩

    日の出埠頭から歩いてすぐ楽しめるスポットも充実しています。エスパルスドリームプラザ(徒歩約5分)は港直結の複合施設で、雨の日も安心。清水魚市場「河岸の市」(徒歩約15分)はまぐろ料理のメッカで、ランチやお土産にぴったりです。観光名所まで遠出する時間がなくても、港周辺だけで十分に清水らしい体験ができます。

    ⑤ JR清水駅

    日の出埠頭から徒歩約15分でJR清水駅に到着します。東海道線を利用すれば静岡駅まで約10分(運賃240円)でアクセスでき、静岡市内の観光スポットや飲食店へのアクセスが広がります。登呂遺跡や青葉横丁(静岡おでん)など、清水以外のスポットも訪れたい方に活用いただけます。


    4. おすすめモデルルート「静岡フルコース(日本平・東照宮・三保・グルメ)」

    「7時間で何を見たらいいの?」——そんな迷いをお持ちの方に、自信を持っておすすめできるのがこのルートです。360度のパノラマ展望台・国宝の東照宮・世界遺産の松原・清水港の海鮮グルメ、静岡を代表するハイライトをすべて一日で巡る欲張りな黄金コースです。移動効率を最大化するため、タクシーのチャーター利用を前提にプランを組んでいます(2〜4名での利用がコスパ◎)。

    タイムスケジュール表

    時刻 スポット 内容 目安時間
    11:00 出発(日の出埠頭) 下船・案内所立ち寄り後、タクシーで日本平へ出発
    11:30〜12:30 日本平・日本平夢テラス 360度展望台で富士山・駿河湾を一望 60分
    12:35〜13:35 久能山東照宮 ロープウェイ(約5分)で下山。国宝社殿と博物館を見学 60分
    13:40〜14:00 移動 タクシーで河岸の市へ(約20分) 20分
    14:00〜15:00 清水魚市場「河岸の市」 まぐろ丼ランチ・お土産 60分
    15:10〜15:45 移動 水上バスまたはバスで三保松原へ(約30〜35分) 35分
    15:45〜17:15 三保松原 神の道・羽衣の松・富士山ビューを散策 90分
    17:15〜17:45 移動 水上バスまたはタクシーで清水港へ戻る(約30分) 30分
    17:45〜18:15 エスパルスドリームプラザ お土産・ちびまる子ちゃんランド立ち寄り 30分
    18:15 日の出埠頭へ帰着 出港30分前(18:30)までに乗船手続きを

    予算目安:約12,000円〜/人(タクシー・入場料・食事込)


    日本平・日本平夢テラス

    標高307mの山頂に立つ360度展望施設「日本平夢テラス」は、富士山・駿河湾・南アルプス・三保松原が一望できる静岡随一のパノラマスポットです。建築家・隈研吾氏が設計した木格子の美しい外観も印象的で、展望回廊からの眺めは「ここが日本かと目を疑う」と感動する訪問者が続出。5月の新緑と富士山の雪化粧が重なる景色は、この季節だけの特権です。入場無料で気軽に立ち寄れる点もうれしいポイントです。

    久能山東照宮

    日本最古の東照宮として知られる国宝の社殿は、極彩色の彫刻と金箔が目を奪う圧倒的な存在感。江戸幕府の礎を築いた徳川家康公が眠る地としても有名で、日本平からロープウェイで約5分という空中散歩も旅の特別な思い出になります。社殿のほかに博物館(共通券1,200円)も併設されており、家康公ゆかりの甲冑や刀剣などの歴史的資料を間近で見ることができます。

    清水魚市場「河岸の市」まぐろ館

    清水港に水揚げされる新鮮なまぐろをその場で味わえる「まぐろ館」は、清水に来たら外すことのできない食の殿堂です。複数の飲食店が軒を連ね、まぐろの赤身・中トロ・大トロを贅沢に盛り合わせた海鮮丼は、ランチの定番中の定番。「こんなにまぐろが新鮮だったとは」と感動する声が後を絶ちません。2025年にリニューアルしたいちば館では、お土産も充実しています。

    三保松原

    ユネスコ世界文化遺産「富士山」の構成資産として登録された、約3万本の松林が連なる絶景の海岸線です。松林の中を歩く「神の道」は、木漏れ日と潮風が包む神聖な空間で、訪れた人の多くが「静かで心が洗われる」と感じる特別な径。天女が羽衣をかけたと伝わる「羽衣の松」は必見スポットです。5月は青々とした松と青い駿河湾が映え、富士山が顔を出す確率も高い、絶好の訪問シーズンです。

    エスパルスドリームプラザ

    清水港に隣接する複合商業施設で、帰船前の最後の立ち寄りスポットとして最適です。清水が生んだ国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」のテーマパーク「ちびまる子ちゃんランド」では、アニメの世界観をそのまま体験でき、子どもから大人まで楽しめます。清水すし横丁では桜えびの軍艦やまぐろ寿司をつまみ食いするのもよし、静岡みやげや地元食材を揃えるショッピングを楽しむもよし、と帰船前の時間を無駄なく使えます。


    2026年5月7日(木曜日)の営業状況

  • 日本平夢テラス:木曜日は通常営業(9:00〜17:00)。第2火曜定休のため問題なし
  • 久能山東照宮:定休日なし。9:00〜17:00で営業
  • 清水魚市場「河岸の市」:定休日は水曜日のため、木曜日は通常営業(いちば館 9:30〜17:30)
  • 三保松原:終日開放(観光案内所みほしるべは9:00〜16:30で営業)
  • エスパルスドリームプラザ:店舗により異なりますが木曜日は基本営業(ショップ10:00〜20:00)

ゴールデンウィーク直後の木曜日にあたるため、人気観光施設も比較的落ち着いていると予想されます。ただし、ゴールデンウィーク期間中から続く旅行者が残っているケースもありますので、食事時間帯(12:00〜13:30頃)の飲食店は少々混みあう可能性があります。河岸の市でのランチは14:00前後を目安にずらすと、よりスムーズに席が確保できるでしょう。


5. 2026年5月7日に開催中の地元イベント

5月7日はゴールデンウィーク明け最初の木曜日です。大型連休が終わったとはいえ、清水・静岡エリアでは各地でイベントが継続中。観光スポットと組み合わせて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

1. 狐ヶ崎芸術祭

項目 内容
イベント名 狐ヶ崎芸術祭
開催日 開催期間中(詳細は公式サイトをご確認ください)
開催場所 清水区 狐ヶ崎エリア周辺

清水区の狐ヶ崎エリアを舞台に繰り広げられる芸術祭で、地元アーティストや全国から集まるクリエイターによるアート展示やパフォーマンスが楽しめます。清水の港町の空気とアートが融合した独特の雰囲気は、クルーズ旅行の途中に立ち寄るにはぴったりの文化体験です。

2. GAKOTEN

項目 内容
イベント名 GAKOTEN
開催日 開催期間中(詳細は公式サイトをご確認ください)
開催場所 静岡市内会場(詳細は公式サイト参照)

学生や若手クリエイターが主体となって開催されるイベントで、音楽・パフォーマンス・展示などが一堂に会します。地元の若いエネルギーを肌で感じられる機会として、静岡の今を知りたい方にはぜひのぞいてみてほしいイベントです。

3. 端午の節句飾り展

項目 内容
イベント名 端午の節句飾り展
開催日 5月5日(こどもの日)前後の開催期間中
開催場所 静岡市内施設(詳細は公式サイト参照)

5月5日のこどもの日にちなみ、日本の伝統的な端午の節句飾り——鎧兜や鯉のぼり——を展示する催しです。日本の伝統文化に触れる機会として、海外からのお客様にもわかりやすく楽しめる展示内容で、日本の子どもの日の風習を視覚的に体験できます。

4. 清水文化会館マリナート 鈴木のりたけ大原画展

項目 内容
イベント名 鈴木のりたけ大原画展
開催日 開催期間中(詳細は公式サイトをご確認ください)
開催場所 清水文化会館 マリナート(清水港近く)

清水出身の絵本作家・鈴木のりたけ氏の大原画を展示する特別展。ユーモアあふれる独特のタッチで描かれた作品は子どもから大人まで楽しめます。会場のマリナートは清水港のすぐそばにあり、観光の合間に気軽に立ち寄れる立地も魅力です。帰船前のひとときに、日本の絵本文化にふれてみてはいかがでしょうか。

5. 浮世絵で巡る東海道 駿河の景

項目 内容
イベント名 浮世絵で巡る東海道 駿河の景
開催日 開催期間中(詳細は公式サイトをご確認ください)
開催場所 静岡市内会場(詳細は公式サイト参照)

歌川広重ら江戸時代の浮世絵師が描いた東海道の名所・駿河(現在の静岡)の風景を集めた展示会です。さった峠や三保松原など、今日まさに皆さんが訪れるスポットが浮世絵に描かれており、「現代と江戸時代の同じ景色」を比較する楽しさは格別。美術や歴史に興味のある方にぜひおすすめしたい展示です。


6. 清水・静岡の名物グルメ

清水・静岡エリアは、日本でも屈指のグルメスポットです。寄港日にぜひ味わっていただきたい名物をご紹介します。

料理 場所 価格目安 ポイント
まぐろ丼・刺身盛り合わせ 河岸の市 まぐろ館 ¥1,000〜2,500 清水港水揚げの新鮮まぐろを堪能。英語メニューあり
清水すし(まぐろ・桜えび軍艦) 清水すし横丁(ドリームプラザ) ¥1,500〜4,000 港から徒歩5分。複数店舗から選べる
桜えびのかき揚げ 由比漁港エリア(清水から車25分) ¥800〜1,500 5月は春漁最盛期。生の桜えびも味わえる
海鮮丼・まぐろのたたき いちば館(河岸の市) ¥500〜2,000 2025年リニューアル。テイクアウトも充実
静岡おでん(黒はんぺん・牛すじ) 静岡市 青葉横丁エリア ¥500〜1,500 黒はんぺんと青のりが静岡流。清水から電車20分
わさびグルメ(わさびソフト・わさび漬け) 清水港周辺各所 ¥300〜3,000 静岡は日本一のわさび産地。お土産にも人気
新茶・深蒸し茶スイーツ 清水・静岡市内各所 ¥300〜1,500 5月は新茶の季節。茶葉アイスや抹茶スイーツも

特にお伝えしたいのが、5月ならではの旬の味覚——桜えび(さくらえび)です。体長4〜5センチほどの小さな海老ながら、その鮮やかな桜色と凝縮された旨味は唯一無二。駿河湾だけで漁獲される日本固有の食材で、漁期は春(3〜6月)と秋(10〜12月)の年2回のみ。5月は春漁の最盛期にあたり、水揚げ直後の「生の桜えび」を味わえる最大のチャンスです。ふわりとした衣でまとめた「かき揚げ」は香ばしく、かき揚げ丼にすると絶品。由比漁港エリアの食堂では行列ができることもありますが、清水港周辺の飲食店でも桜えびメニューを提供するお店があります。「さくらえび」と書いた看板を見かけたら、ぜひ迷わずご注文ください。


7. 安心して観光を楽しむための実用情報

Wi-Fi

清水港ターミナル内には無料Wi-Fiが整備されており、下船直後からインターネット接続が可能です。エスパルスドリームプラザ内にも無料Wi-Fiがあり、観光中の地図検索や翻訳アプリの利用に活用できます。港周辺のセブン-イレブン・ローソン・ファミリーマートなどコンビニでも全国共通の無料Wi-Fiが利用可能です。長時間の観光を予定される場合は、空港での購入を含めてプリペイドSIMカードの事前準備をおすすめします。

支払い方法

日本では現金が基本の店が多く、特に小規模な飲食店や地元の屋台・タクシーでは現金しか使えない場合があります。エスパルスドリームプラザや河岸の市の大型店ではクレジットカードが利用できますが、VisaとMastercardが最も通用します(AmexやDinersは断られる場合があります)。港近くのコンビニ内にあるセブン銀行ATMでは海外発行のカードから円の引き出しが可能です。一人1日あたり3,000〜10,000円の現金を用意しておくと、どんな場面でも慌てずに済みます。

交通系ICカード

路線バスやJR電車には、Suica・ICOCAなどの交通系ICカードが利用できます。タッチするだけで乗り降りができる便利なカードで、清水駅や港近くのコンビニでも購入・チャージが可能です。現金での乗車も可能ですが、バスはお釣りが出ない場合があるため小銭の準備が必要です。移動が多い日には、ICカードがあると格段にスムーズです。

言語サポート

清水港旅客船ターミナルの観光案内所と清水駅の観光案内所には英語対応スタッフが常駐しています。エスパルスドリームプラザと河岸の市には英語メニューや英語対応スタッフがおり、三保松原の観光案内所「みほしるべ」では多言語の案内パンフレットを配布しています。タクシーのドライバーは基本的に日本語のみですが、スマートフォンのGoogle翻訳アプリ(カメラ翻訳・会話機能)を活用することで、ほとんどの場面でスムーズにコミュニケーションが取れます。出発前にアプリをダウンロードしておくことを強くおすすめします。

観光案内所

  • 清水港旅客船ターミナル内 — 下船してすぐ利用できます。タクシーの手配・観光マップの入手・最新情報の確認はここで
  • 清水駅観光案内所 — 港から徒歩15分。JRや路線バスの利用前に立ち寄るのに便利

緊急連絡先

用途 番号
警察 110
救急・消防 119
静岡市観光案内(英語) 054-221-1173
タクシー(静鉄タクシー) 054-285-1212

8. 船への帰り方

アザマラ・パシュートの出港時刻は 19:00 です。18:30(出港30分前) までには日の出埠頭へ戻り、再乗船の手続きを余裕をもって済ませてください。三保松原やドリームプラザでの買い物など、帰りがけの立ち寄りは時間に余裕を持って計画することが大切です。

着岸場所は清水港 日の出埠頭です。Google マップで「Shimizu Port Hinode Pier」または「清水港 日の出埠頭」と検索すると場所が確認できます。観光中に迷った際や、タクシーをつかまえて港に戻りたい場合は、ドライバーに「清水港 日の出埠頭(Hinode Pier)」と伝えてください。スマートフォンの地図画面を見せながら伝えると、より確実に通じます。出港時刻ギリギリになることのないよう、17:00〜17:30ごろには帰船の移動を開始するよう、タイムスケジュールを逆算して行動されることをおすすめします。


9. アザマラ・パシュートについて

アザマラ・パシュートは、アザマラ・クルーズ(Azamara Club Cruises)が運航する30,277トンの中型客船です。2001年に就航し、バチカン・ダービー(旧R-Class船)系統の船体をベースに、2018年にアザマラ向けに改装されました。大型クルーズ船には入れない小さな港にも寄港できる機動性と、乗客約680名というブティック船ならではのきめ細かなサービスが最大の特長です。

船内の目玉のひとつが、上甲板に設けられたプールデッキとオープンエアのバー「The Patio」。寄港地の風景を眺めながらカクテルを楽しむひとときは、大型船にはない贅沢な時間です。夜のエンターテインメントも充実しており、ライブ音楽・コメディショー・カルチャーレクチャーなど多彩なプログラムが用意されています。また、アザマラが掲げる「Country Intensives(国別集中観光プログラム)」の哲学に則り、夜間の停泊(オーバーナイト)や遅い出港時刻を設定し、寄港地での時間を最大限に確保してくれるのも大きな魅力です。今日の清水での19:00出港も、まさにその姿勢の表れです。


神戸の洗練された港町の風景を後にして、清水で駿河の海と富士山の絶景、日本の歴史と食文化を全身で味わい、次は東京へ——日本を代表する三つの顔を一航海で堪能できるのは、このルートならではの豊かさです。清水での一日が、皆さんの旅に鮮やかな一ページを添えることを、地元から心を込めて願っています。

良い旅を。Have a wonderful voyage.