2026年5月26日(火曜日)。スペクトラム・オブ・ザ・シーズは、東京を出港して駿河湾を南下し、07:00に清水港・日の出埠頭へ到着します。出港は同日17:00、大阪へ。

スケジュール上の停泊時間は10時間ですが、下船手続きと再乗船の時間を考えると、実際に港の外で過ごせるのは おおよそ8〜9時間前後 が現実的なところです。それでも、——雪を頂いた富士山を仰ぐ360度のパノラマ展望——徳川家康ゆかりの国宝社殿との静かな対面——世界遺産・三保松原の神秘的な松林散策——清水港で揚がったばかりのまぐろ丼と新茶の香り——清水と静岡の魅力を一日でしっかり味わえる時間です。

このページは、2026年5月26日の寄港日を心から楽しんでいただくための一日ガイドです。東京の余韻を胸に、次は清水で何を見て、何を食べて、どう過ごすか。地元目線でじっくりお伝えしていきます。


この記事を書いた人

清水港クルーズガイド 管理人

静岡県在住。海外からのお客様を清水・静岡エリアでおもてなしする仕事に携わっています。クルーズ船で清水港に寄港されるお客様に、限られた寄港時間を最大限に楽しんでいただけるよう、当ブログで現地情報を発信しています。タクシードライバー、観光案内所スタッフ、地元飲食店との繋がりを活かし、ガイドブックには載らない「その日のリアルな清水」をお伝えします。


目次

  1. 寄港日の基本情報
  2. 2026年5月26日の天気と服装
  3. 清水港から市内・観光地への移動手段
  4. おすすめモデルルート「静岡フルコース(日本平・東照宮・三保・グルメ)」
  5. 2026年5月26日に開催中の地元イベント
  6. 清水・静岡の名物グルメ
  7. 安心して観光を楽しむための実用情報
  8. 船への帰り方
  9. スペクトラム・オブ・ザ・シーズについて

  10. 1. 寄港日の基本情報

    まずは、2026年5月26日の寄港スケジュールを一目で確認できるよう整理しました。

    項目 詳細
    寄港日 2026年5月26日(火曜日)
    入港時刻 07:00
    出港時刻 17:00
    スケジュール上の停泊時間 約10時間
    実質的な観光可能時間 約8〜9時間前後
    着岸場所 清水港 日の出埠頭
    前の寄港地 東京
    次の寄港地 大阪

    5月26日は「初夏・新茶の季節」のまっただ中です。静岡では5月が一年で最も過ごしやすい季節とも言われており、日差しは明るく、空気はまだ梅雨前の爽やかさを保っています。富士山は残雪をまとい、5月の澄んだ空気の中で白いシルエットを鮮明に映し出してくれる時期です。三保松原や日本平からの眺望は、この時期ならではの清々しさがあります。

    また、5月は静岡の新茶(一番茶)の摘み取りが最盛期を迎えます。茶畑が緑に輝く静岡の景色は、この季節だけの特別な風景です。港近くのショップやカフェでも、新茶を使ったスイーツや抹茶体験が楽しめますので、ぜひ清水・静岡ならではの「お茶文化」も体感してみてください。


    2. 2026年5月26日の天気と服装

    5月下旬の清水は、最高気温が23〜27℃前後、最低気温が17〜20℃前後となることが多く、半袖で日中は快適に過ごせる陽気です。ただし朝07:00の下船直後はまだ気温が上がりきらず、20℃前後でやや涼しく感じられることもありますので、薄手のカーディガンや羽織れる上着を一枚持参されると安心です。

    服装は、歩きやすいスニーカーが必須です。三保松原の「神の道」は砂利と砂の入り混じった松林の小道を歩きますし、久能山東照宮へ続くロープウェイ乗り場までの道も起伏があります。ヒールや革靴での観光はあまりおすすめできません。紫外線も強くなる時期ですので、日焼け止め・サングラス・帽子もお忘れなく。5月26日の降水確率は低めの予報ですが、念のため折りたたみ傘をバッグに忍ばせておくと万全です。

    なお、こちらの記事は寄港日の数日前に公開しているため、まだ正確な当日予報が出揃っていないタイミングで執筆しています。気象庁や各種天気予報サイトでは、寄港日の3日前ごろから精度の高い予報が出始めますので、ご出発前に必ず最新の情報をご確認ください。寄港日の朝、清水港の天気を「Shimizu, Shizuoka weather」で検索すれば、英語の予報も簡単に確認できます。


    3. 清水港から市内・観光地への移動手段

    寄港時間が限られているクルーズの旅では、移動手段の選び方が一日の充実度を大きく左右します。ここでは清水港・日の出埠頭からのアクセスを、効率の良い順にご紹介します。

    ① タクシー(最もおすすめ)

    グループで観光される場合、タクシーのチャーター利用が圧倒的におすすめです。日本平・久能山東照宮・三保松原のような「点在するスポットを効率よく回る」観光スタイルには、タクシーの機動力が最適です。4時間チャーターで15,000〜20,000円程度(人数で割れば一人3,750〜5,000円)が目安で、バスや電車を乗り継ぐ手間と時間を大幅に節約できます。清水港のターミナル内にある観光案内所では、英語対応のタクシー手配サービスを提供しています。英語が通じるドライバーのアサインを希望する場合は、事前に案内所スタッフへご相談ください。

    ② 水上バス(清水港水上バス)

    清水港の日の出・江尻・三保を結ぶ観光船で、海の上から富士山を眺めながら三保松原へアクセスできる「清水ならではの移動体験」です。料金は片道1,000円(子ども500円)、乗船時間は約35分。乗り場はエスパルスドリームプラザから徒歩2〜5分の「日の出乗り場」です。三保羽衣ラインの運行時間目安は日の出発09:55〜15:55。荒天や強風時は欠航になることがありますので、乗船当日は清水港水上バスの公式サイトまたは港の観光案内所で運行状況を必ずご確認ください。

    ③ 路線バス

    バスを使った個人観光も可能です。三保方面へは清水駅前バスターミナルから約25分、運賃470円で三保エリアに到着します。日本平方面へは、JR静岡駅または東静岡駅からバスで日本平山頂へアクセスする経路が一般的です。運賃・所要時間は路線・乗換によって異なりますので、Googleマップで「清水駅 → 日本平」と検索して当日の時刻表をご確認ください。

    ④ 徒歩

    港の周辺で楽しめるスポットも充実しています。エスパルスドリームプラザは日の出埠頭から徒歩約5分、清水魚市場「河岸の市」は徒歩約15分(JR清水駅を経由するルートが分かりやすい)。下船後すぐに港周辺だけ楽しみたい方には、歩いて行ける範囲でも十分に清水らしい体験ができます。

    ⑤ JR清水駅

    日の出埠頭から徒歩約15分でJR清水駅に到着します。東海道線を利用すれば、静岡駅まで約10分(運賃240円)でアクセス可能です。静岡市中心部の青葉横丁(静岡おでん)や登呂遺跡まで足を伸ばしたい方は、JRを活用するプランも選択肢に入れてみてください。


    4. おすすめモデルルート「静岡フルコース(日本平・東照宮・三保・グルメ)」

    「10時間で何を見たらいいの?」——そんな問いへの答えとして、今回は停泊時間をフルに活かした「静岡フルコース」をご提案します。07:00入港・17:00出港という恵まれたスケジュールを最大限に活用し、清水と静岡が誇るベストスポットを一日で制覇するルートです。

    早朝07:30前後に下船し、タクシーで日本平へ向かうことからスタート。360度のパノラマ展望を楽しんだ後、ロープウェイで国宝・久能山東照宮へ。ランチは清水港に戻って河岸の市のまぐろ丼、午後は水上バスで世界遺産・三保松原へ渡り、最後はドリームプラザでお土産ショッピング——という贅沢な構成です。タクシーチャーターを組み合わせることで、待ち時間なく効率よく動けます。

    タイムスケジュール

    時刻 スポット 内容 目安時間
    07:00 日の出埠頭 入港・下船手続き 30分
    07:30 日の出埠頭 → 日本平 タクシーで日本平へ移動 30分
    08:00〜09:00 日本平・日本平夢テラス 360度展望台で富士山・駿河湾を一望 60分
    09:00〜09:05 日本平 → 久能山東照宮 ロープウェイで下山(約5分) 5分
    09:05〜10:35 久能山東照宮 国宝社殿・博物館を見学 90分
    10:35〜11:00 久能山東照宮 → 河岸の市 タクシーで移動(約20分) 25分
    11:00〜12:00 清水魚市場「河岸の市」 まぐろ丼ランチ・海鮮ショッピング 60分
    12:00〜12:05 河岸の市 → 日の出乗り場 徒歩または短距離移動 5分
    12:10〜12:45 水上バス(日の出→三保) 海上から富士山を眺めながら三保へ 35分
    12:45〜14:15 三保松原 神の道・羽衣の松を散策 90分
    14:20〜14:55 水上バス(三保→日の出) 清水港へ戻る 35分
    15:00〜16:00 エスパルスドリームプラザ お土産ショッピング・ちびまる子ちゃんランド 60分
    16:00 日の出埠頭へ移動 徒歩5分で埠頭へ戻り、乗船手続きへ
    16:15 日の出埠頭 帰船 出港17:00の45分前に余裕を持って帰着

    予算目安:約12,000円〜/人(タクシー代・ロープウェイ・東照宮入場料・ランチ・水上バス込)


    日本平・日本平夢テラス

    標高307mの山頂に立つ円形の展望施設で、建築家・隈研吾氏が設計したスタイリッシュな建物が話題です。360度の展望回廊からは富士山・駿河湾・南アルプス・三保松原が同時に視界に入り、静岡随一のパノラマを体感できます。5月の朝は空気が澄んでいるため、雪をまとった富士山が鮮明に見える可能性が高く、1日の最初に訪れる価値が十分にあるスポットです。入場は無料です。

    久能山東照宮

    日本最古の東照宮として知られ、江戸幕府を開いた徳川家康公を祀る国宝の社殿は、極彩色の彫刻と漆塗りの美しさで見る者を圧倒します。日本平からロープウェイ(往復1,240円)でわずか5分で到達でき、標高を生かした駿河湾の眺望も絶景です。博物館では家康公ゆかりの刀剣や甲冑など貴重な収蔵品を間近で鑑賞でき、社殿のみ(700円)または博物館との共通券(1,200円)でご観覧いただけます。

    清水魚市場「河岸の市」

    清水港に水揚げされた新鮮なまぐろと海鮮が集まる、地元民もこよなく愛する市場施設です。「まぐろ館」では複数の食事処がしのぎを削り、まぐろ丼・まぐろ刺身の盛り合わせを1,000〜2,500円で楽しめます。「いちば館」では桜えびシュウマイや地元の干物など、持ち帰り土産も豊富に揃っています。5月は春漁最盛期の桜えびも出回る時期ですので、まぐろと合わせてぜひお試しください。英語メニューも用意されています。

    清水港水上バス(日の出↔三保)

    海の上からゆったりと富士山を眺めながら三保松原へ渡る、清水ならではの移動体験です。約35分の乗船時間中、駿河湾越しに聳える富士山の姿は格別で、「移動」そのものが観光になる特別な航路です。片道1,000円(子ども500円)。天候が良い5月の午後は特に、水面に映る青空と松林の緑が美しい時間帯です。

    三保松原

    約3万本の松林が約5kmにわたって続く、ユネスコ世界文化遺産(富士山の構成資産)のひとつです。「神の道」と呼ばれる松並木の参道を歩くと、木漏れ日と潮風に包まれ、古代から続く聖地の静けさを感じることができます。松林の先には砂浜が広がり、天女が舞い降りたという伝説の「羽衣の松」が立っています。観光案内所「みほしるべ」では多言語パンフレットも配布しています。

    エスパルスドリームプラザ

    清水港に隣接する複合商業施設で、帰船前の最後の立ち寄りスポットとして最適です。国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の故郷・清水ならではの「ちびまる子ちゃんランド」(入場料別途)では、日本のほっこりとした昭和文化を体感できます。清水すし横丁では出港前の最後の一貫も楽しめます。お土産はここで一気に揃えるのがおすすめです。


    2026年5月26日(火曜日)の営業状況

  • 日本平夢テラス:火曜日は通常営業(9:00〜17:00)。定休日は第2火曜のみのため、5月26日は問題なく開館しています。
  • 久能山東照宮:年中無休で通常営業(9:00〜17:00)。
  • 清水魚市場「河岸の市」(まぐろ館・いちば館):定休日は水曜日のため、火曜日は通常営業。
  • 清水港水上バス:運行日は火曜日も含みますが、荒天・強風時は欠航の場合があります。当日朝に観光案内所または公式サイトで運行状況をご確認ください。
  • エスパルスドリームプラザ:火曜日は通常営業(ショップ10:00〜20:00、レストラン11:00〜21:00)。

5月26日は5月最終火曜日です。ゴールデンウィーク(4月末〜5月初旬)は過ぎていますが、初夏の観光シーズンが始まる時期であり、週末を除く平日の訪問となるため、三保松原や日本平の混雑は比較的落ち着いている可能性があります。ただし、河岸の市のランチタイム(11:30〜13:00)は地元客や観光客で混み合うことがありますので、早めの入店をおすすめします。


5. 2026年5月26日に開催中の地元イベント

5月26日は初夏の爽やかな静岡を満喫できる季節。新茶の香りが漂い、街なかでも季節を感じる催し物が各所で開かれています。観光の合間や港周辺で楽しめるイベントをご紹介します。

1. 着物体験/抹茶体験

項目 内容
イベント名 着物体験・抹茶体験
開催日 開催中(詳細は公式サイトをご確認ください)
開催場所 静岡県内(詳細は主催者サイト参照)

日本の伝統文化である着物と抹茶をその場で体験できるイベントです。着物の着付けや茶道の所作を短時間で体験できるプログラムが用意されており、5月の新茶シーズンに合わせて抹茶体験を楽しめる絶好の機会です。観光の記念として、着物姿で写真を撮るお客様にも大変人気があります。

2. シネマサロン 夢町座 名画上映会5月「愛を耕すひと」

項目 内容
イベント名 シネマサロン 夢町座 名画上映会5月「愛を耕すひと」
開催日 5月開催(詳細は公式サイトをご確認ください)
開催場所 静岡県内(詳細は主催者サイト参照)

静岡で愛される地域密着型の名画上映会です。落ち着いた雰囲気の会場で、名作映画をのんびり楽しめます。観光の合間に少し時間が生まれた際や、雨天時の屋内コンテンツとしてもご活用いただけます。

3. 令和8年度 考古学技術体験

項目 内容
イベント名 令和8年度 考古学技術体験
開催日 開催中(詳細は公式サイトをご確認ください)
開催場所 静岡県内(詳細は主催者サイト参照)

約2,000年前の弥生時代から続く静岡の歴史文化を、体験を通じて学べる参加型イベントです。登呂遺跡を拠点とした考古学的な技術(土器づくりや火おこし体験など)を楽しめる内容で、歴史好きのお客様や、お子様連れのご家族にもぴったりの体験型プログラムです。

4. 望月喜久三 はめ字文とイラスト展

項目 内容
イベント名 望月喜久三 はめ字文とイラスト展
開催日 開催中(詳細は公式サイトをご確認ください)
開催場所 静岡県内(詳細は主催者サイト参照)

静岡ゆかりの作家・望月喜久三氏による、独特の「はめ字文」スタイルと温かみのあるイラストが融合した作品展です。日本語の文字をアートとして昇華させた独自の表現は、海外からのお客様にも新鮮な視覚体験として楽しんでいただけます。

5. 端午の節句飾り展

項目 内容
イベント名 端午の節句飾り展
開催日 開催中(詳細は公式サイトをご確認ください)
開催場所 静岡県内(詳細は主催者サイト参照)

5月5日の端午の節句(こどもの日)にちなんだ伝統的な節句飾りを展示するイベントです。鎧兜・五月人形・鯉のぼりなど、日本の伝統工芸と子どもへの願いが込められた飾り物を間近で鑑賞できます。5月26日はこどもの日から少し後の開催となりますが、展示が続いている場合はぜひ立ち寄ってみてください。


6. 清水・静岡の名物グルメ

清水・静岡エリアは、日本でも屈指のグルメスポットです。寄港日にぜひ味わっていただきたい名物をご紹介します。

料理 場所 価格目安 ポイント
まぐろ丼・刺身盛り合わせ 河岸の市 まぐろ館 ¥1,000〜2,500 清水港水揚げの新鮮まぐろ。英語メニューあり
清水産まぐろの寿司・桜えびの軍艦 清水すし横丁(ドリームプラザ内) ¥1,500〜4,000 港から徒歩5分。帰船前にも立ち寄りやすい
桜えびのかき揚げ(春季限定) 由比漁港エリア(港から車25分) ¥800〜1,500 3〜6月が春漁期。生の桜えびは漁期限定の絶品
海鮮丼・桜えびシュウマイ 河岸の市 いちば館 ¥500〜2,000 テイクアウトも充実。2025年リニューアル
静岡おでん(黒はんぺん) 青葉横丁(静岡市中心部) ¥500〜1,500 黒はんぺん+青のり(だし粉)が静岡流
わさびグルメ・わさびソフトクリーム 清水港周辺各所 ¥300〜3,000 日本一のわさび産地・静岡のお土産に人気
新茶スイーツ・抹茶体験 ドリームプラザ・市内カフェ ¥500〜1,500 5月は新茶最盛期。静岡茶の香りを堪能

特にお伝えしたいのが、5月ならではの旬の味覚——桜えび(さくらえび)です。静岡・由比漁港でしか獲れない世界的にも希少な桜色の小えびで、春漁(3〜6月)と秋漁(10〜12月)の年2回だけ水揚げされます。5月26日は春漁の最盛期にあたり、鮮度抜群の「生の桜えび」を口にできるのはこの時期だけの特権です。由比エリアの食堂では、生桜えびのかき揚げや桜えびの刺身(生食)を提供しており、タクシーで港から約25分。時間に余裕がある方はぜひ足を伸ばしてみてください。ドリームプラザや河岸の市でも、桜えびシュウマイや桜えびせんべいがお土産として購入できます。


7. 安心して観光を楽しむための実用情報

Wi-Fi

  • 清水港旅客船ターミナル:無料Wi-Fiが利用できます。下船後すぐに接続可能です。
  • エスパルスドリームプラザ:館内全体で無料Wi-Fiをご利用いただけます。
  • コンビニ(セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート):全国共通の無料Wi-Fiが使えます。港周辺にも複数のコンビニがあります。
  • 長期滞在の場合は空港でプリペイドSIMを事前購入されることをおすすめします。

支払い方法

日本では現金が基本の店が多く、特に小規模な飲食店や桜えびの食堂は現金のみの場合があります。エスパルスドリームプラザや河岸の市の大型店ではクレジットカードが使えますが、Visa / Mastercard が最も利用しやすいカードです。AmexやDinersは使えない店も多いのでご注意ください。港近くのコンビニ内にセブン銀行ATMがあり、海外発行のカードから日本円を引き出すことができます。一人1日あたり¥3,000〜10,000の現金を持っておくと安心です。

交通系ICカード(Suica / ICOCA)

バス・電車はSuica / ICOCA などの交通系ICカードで乗車できます。港近くのコンビニやJR清水駅のみどりの窓口でも購入可能です。現金での乗車も可能ですが、バスではお釣りが出ない場合がありますので、小銭(特に100円玉・10円玉)をご準備ください。

言語サポート

  • 清水港旅客船ターミナル内観光案内所:英語対応スタッフが常駐しており、タクシーの手配や観光マップの配布も行っています。
  • エスパルスドリームプラザ・河岸の市:英語メニューや英語対応スタッフがいる店舗があります。
  • 三保松原「みほしるべ」:日本語・英語・中国語・韓国語など多言語の案内パンフレットが揃っています。
  • タクシー運転手は基本的に日本語のみとなりますが、Google翻訳のカメラ機能(看板をリアルタイム翻訳)や会話機能を活用すると大変便利です。ぜひご活用ください。

観光案内所

  • 清水港旅客船ターミナル内 — 下船してすぐ。タクシーの手配・地図の入手はここで。
  • 清水駅観光案内所 — 港から徒歩約15分。JR利用時に立ち寄りやすい場所にあります。

緊急連絡先

用途 番号
警察 110
救急・消防 119
静岡市観光案内(英語) 054-221-1173
タクシー(静鉄タクシー) 054-285-1212

8. 船への帰り方

スペクトラム・オブ・ザ・シーズの出港時刻は17:00です。出港の30分前にあたる16:30までに清水港・日の出埠頭へお戻りください。再乗船の手続き時間を考えると、16:15前後には埠頭に到着しているのが理想的です。

帰り道に迷った場合は、スマートフォンのGoogle マップで 「Shimizu Port Hinode Pier」 または 「清水港 日の出埠頭」 と検索すると現在地からのルートを確認できます。

タクシーをご利用の場合は、運転手に 「清水港 日の出埠頭(Hinode Pier)」 とそのままお伝えいただければ問題なく案内していただけます。書いて見せる場合は「日の出埠頭」のメモを見せてください。

三保松原から水上バスで日の出乗り場に戻る場合は、14:55〜15:20頃には乗船することを目安にしてください。水上バスの最終便(三保発)は15:55前後ですが、欠航リスクを考慮してなるべく早めの便に乗ることをおすすめします。


9. スペクトラム・オブ・ザ・シーズについて

スペクトラム・オブ・ザ・シーズ(Spectrum of the Seas)は、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航する大型クルーズ客船で、総トン数169,379トン、2019年に就航した比較的新しい船です。「クァンタム・ウルトラ・クラス」に属するこの船は、特にアジア路線向けに設計されており、日本・中国・韓国を結ぶ旅程で多くのゲストに親しまれています。

船内の目玉のひとつが、高さ約40mの「ノース・スター」——地上10階相当の高さまで上昇するガラス張りの観覧ポッドです。清水港への入港時や大阪への出港時に乗船すれば、駿河湾越しの富士山を船上から俯瞰するという贅沢な体験ができます。また、「リップコード・バイ・iBanx」と呼ばれるスカイダイビングシミュレーターや、波を自在に作り出せるサーフィン体験施設「フロー・ライダー」など、陸では味わえないアクティビティが充実しているのもこの船ならではの魅力です。船内にはアジア料理を中心とした多彩なレストランが揃い、日本の寄港地で得た食文化のインスピレーションを船上でもお楽しみいただけます。


東京の賑わいと大都市の興奮を背に、静かな駿河湾を渡ってやってきた清水の街で、富士山・海・歴史・美食のすべてを一日で体験していただけたなら、これ以上嬉しいことはありません。清水での思い出を胸に、次の寄港地・大阪でも素晴らしい出会いが待っていることを願っています。

良い旅を。Have a wonderful voyage.