2026年9月28日(月曜日)。

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三井オーシャンサクラは、横浜を出港して駿河湾を西へ進み、8:00に清水港・日の出埠頭へ到着します。出港は同日17:00、次は東京へ向かいます。

スケジュール上の停泊時間は9時間。ただし下船手続きと再乗船の時間を考えると、実際に港の外で過ごせるのは おおよそ7時間半 が現実的なところです。

それでも、国宝の社殿が見られる久能山東照宮や、清水港のまぐろが集まる河岸の市、昔ながらのアーケードが続く清水銀座商店街、港直結のエスパルスドリームプラザなど、清水と静岡を一日で回るには十分な時間だと思います。

このページは、2026年9月28日の朝、清水港に着く日に読んでいただく「寄港日の朝刊」です。

横浜の余韻を残しつつ、次は清水で何を見て、何を食べて、どう過ごすか。地元の目線でお伝えしていきます。

この記事を書いた人

清水港クルーズガイド運営者

静岡市在住。清水港で、国内外の来訪者と地域の人々が交流する「清水クルーズ祭り」の企画・運営を行うなど、クルーズ旅行者と地域の人々をつなぐ活動に取り組んでいます。

クルーズ旅行者や地域の方々と接する中で感じたのは、限られた寄港時間を楽しむためには、「どこへ行くか」だけでなく、「移動にどれくらいかかるのか」「予約なしでも利用できるのか」「当日営業しているのか」といった、具体的で新しい情報が重要だということです。

このサイトでは、清水港からのアクセス方法や観光スポット、イベント、飲食店、モデルコースなどを、現地で活動する立場から分かりやすく紹介しています。

ガイドブックだけでは分からない清水・静岡のリアルな情報をお届けし、皆さまの寄港日がより楽しく、思い出深い一日になることを目指しています。いわば、清水港に着く日の朝に読んでいただく「新聞」のようなサイトでありたいと考えています。

1. 寄港日の基本情報

まずは、2026年9月28日のスケジュールを一目で確認できるよう整理しました。

項目 詳細
寄港日 2026年9月28日(月曜日)
入港時刻 08:00
出港時刻 17:00
スケジュール上の停泊時間 約9時間
実質的な観光可能時間 約7.5時間
着岸場所 清水港 日の出埠頭
前の寄港地 横浜
次の寄港地 東京

9月末の清水は、夏の蒸し暑さがようやく和らぐころです。

ただ、台風や秋雨前線の影響を受けやすい時期でもあり、今回の寄港日もまさにそんな一日になりそうです。

そして今回は、三井オーシャンサクラにとって清水港への初寄港。港では入港歓迎の準備が進んでいます。

平日の月曜ということもあって、観光地も市場も比較的落ち着いて回れると思います。

2. 2026年9月28日の天気と服装

記事公開時点の予報では、2026年9月28日の清水は大雨の見込みです。

最高気温は26℃(79°F)前後、最低気温は22℃(72°F)前後。降水確率は94%と、かなり高い数字が出ています。

摂氏になじみのない方は、20℃=68°F、25℃=77°F、30℃=86°F を目安にしてください。

服装は、半袖に薄手の羽織りものを一枚という組み合わせで問題ありません。

気温は下がりませんが、雨に濡れたままバスや施設の冷房に当たると体が冷えます。

持ち物で重要なのは雨具です。折りたたみ傘だけでなく、フード付きのレインウェアがあると両手が空いて移動が楽になります。

靴は濡れてもよいもの、できれば滑りにくいソールのものを。久能山東照宮の石段や三保の砂地は、雨の日は思いのほか滑ります。

この日は屋根のある場所を軸に予定を組むのが現実的だと思います。

国宝の社殿、市場の建物、アーケード商店街、港直結の商業施設と、清水には雨でも過ごせる場所が揃っています。この後のモデルルートも、そこを意識して組み立てました。

静岡の週間天気予報(meteoblue)

なお、この予報は記事公開時点(寄港日の数日前)の予報値です。

上の天気ウィジェットには常に最新の週間予報が表示されますので、寄港日の朝にもう一度チェックしてみてください。

3. 清水港から市内・観光地への移動手段

清水港は、徒歩圏に見どころがありながら、少し足を延ばすと絶景や国宝にも届く港です。

移動手段ごとに、料金の仕組み・支払い方法・運行頻度をまとめました。

限られた寄港時間を自由に使いたい方にはタクシーがおすすめです。特に今回のように雨の予報が出ている日は、待ち時間なく屋根から屋根へ移動できる価値が大きくなります。

🚕 タクシー(いちばん自由がきく・おすすめ)

寄港に合わせて日の出埠頭に待機する静鉄タクシー
寄港に合わせて日の出埠頭に待機する静鉄タクシー(撮影:清水港クルーズガイド編集部)

日本平や久能山東照宮など、公共交通では行きにくい場所までまとめて回れるのが最大の強みです。

グループで割り勘にすれば、1人あたりの負担は思ったより手頃になります。

  • 【乗り場】クルーズ船の入港に合わせて、日の出埠頭に客待ちのタクシーが待機します。見当たらないときは港ターミナル内の観光案内所で呼んでもらえます(静鉄タクシー配車センター 054-281-5111)
  • 【料金の仕組み】メーター制です。初乗り700円(1.17kmまで)、以後285mごとに100円ずつ上がります。信号待ちや渋滞中も時間で加算されます。乗車前に「◯◯までいくらくらい?」と概算を聞いても失礼にはあたりません
  • 【貸切という選択肢】時間制の貸切は普通車1時間7,700円。観光タクシープラン(静鉄タクシー)は4時間30,800円〜で、4人で乗れば1人あたり約7,700円です。回りたいスポットのリストを見せて、ルートは運転手さんと相談を
  • 【支払い】現金とクレジットカードが確実です。交通系ICやQR決済は車両によって対応が異なるので、使いたい場合は乗車前に確認してください。チップは不要です
  • 【言葉】日本語のみのドライバーが大半ですが、この記事のスポット名(日本語表記付き)をスマホで見せれば十分伝わります

今回のモデルルートでも、朝の日本平行きと昼の清水駅方面への移動でタクシーを使います。

雨の日は乗り場に列ができることもあるので、下船後はまっすぐタクシー乗り場へ向かうと動きやすくなります。

🚌 無料シャトルバス(港と清水駅を結ぶ・意外と知られていない味方)

JR清水駅の東西自由通路。エスパルスのバナーが並ぶ
JR清水駅の東西自由通路。エスパルスのバナーが並ぶ(撮影:清水港クルーズガイド編集部)

清水港には無料バスが2種類あります。乗り場が違うので、区別して覚えておくと迷いません。

① エスパルスドリームプラザの無料シャトルバス(通年・誰でも乗れる)

エスパルスドリームプラザとJR清水駅を結ぶ赤い無料シャトルバス
エスパルスドリームプラザとJR清水駅を結ぶ赤い無料シャトルバス(撮影:清水港クルーズガイド編集部)

ドリームプラザ〜静鉄新清水駅前〜JR清水駅みなと口を約8分で結びます。

乗り場は日の出埠頭ではなく、埠頭の隣にあるドリームプラザのバス停です。

  • 【料金】無料です。買い物客でなくても乗れます
  • 【頻度】平日は30分間隔(ドリームプラザ発 毎時00分・30分)、土日祝は15分間隔(毎時00・15・30・45分)
  • 【始発・最終】ドリームプラザ発は10:00始発・22:20最終。JR清水駅みなと口発は9:45始発
  • 【注意】朝10時前は動いていません。 早朝入港の日は、朝いちばんの移動にはタクシーか徒歩を選んでください
  • 【使いどころ】JR清水駅・新清水駅方面へ出るとき。徒歩なら20分以上かかる道のりをショートカットできます

9月28日は月曜日なので、この日は平日ダイヤの30分間隔です。

雨の中を20分歩かずに済むので、午後の帰り道ではこのバスが心強い味方になります。モデルルートでも利用します。

② 寄港日だけ出る、クルーズ客向けの無料シャトルバス(船会社の手配)

寄港日シャトルバスを運行するイハラ観光の車両
寄港日シャトルバスを運行するイハラ観光の車両(撮影:清水港クルーズガイド編集部)

寄港日には、日の出埠頭の目の前から新清水駅・JR清水駅方面へ向かう無料バスが出ることがあります。船を降りてすぐ乗れるのが①との最大の違いです。

  • 2026年8月16日のセレブリティ・ミレニアム寄港時は庵原観光バスが運行し、日の出埠頭〜新清水駅〜JR清水駅を結んでいました(編集部が現地で確認)
  • 運行の有無・時刻・行き先は寄港ごとに異なります。 船内の案内か、下船後に埠頭の係員へ確認してください
  • 見分け方: ①は赤いバス(車体にS-PULSE DREAM PLAZAの文字)、②は寄港日限定の貸切車両です

⛴ 水上バス(海の上から富士山を眺めながら移動)

水上バス①番のりばの浮桟橋と乗降口
水上バス①番のりばの浮桟橋と乗降口(撮影:清水港クルーズガイド編集部)

日の出のりば(ドリームプラザ前)から、三保方面と江尻(河岸の市方面)を結ぶ小さな船です。移動そのものが清水港観光になります。

  • 【料金の仕組み】1区間一律で大人1,000円・小学生500円です。日の出→三保は約15分、日の出→江尻は約10分
  • 【頻度】1日7便。予約はできず、先着順の乗船です
  • 【買い方】乗船券は乗り場で購入します
  • 【欠航について】港内の航路なので欠航はまれですが、台風などの荒天時は運休することがあります。当日の運航は乗り場か電話(054-353-2222)で確認を

今回は大雨の予報が出ています。海の上からの眺めは期待しにくく、運航そのものが見合わせになる可能性もあります。

乗る予定の方は、下船後にまず乗り場か電話で当日の運航状況を確認してください。

🚏 路線バス(三保方面の定番・しずてつジャストライン)

三保松原へ公共交通で向かうなら「三保山の手線」です。清水駅前から三保松原入口まで440円・約25分。

  • 【頻度】日中はおおむね毎時3〜4本
  • 【乗り方の仕組み】後ろのドアから乗り、降りるときに前方の運賃箱で支払う後払い方式です。Suica・ICOCAなど全国相互利用の交通系ICカードは、乗車時と降車時にタッチするだけでOK
  • 【現金の場合】車内の両替機は硬貨と千円札のみ対応です。高額紙幣しかないときは、乗る前にコンビニなどで崩しておくと安心です
  • 【注意】港から清水駅前バスターミナルまでは、無料シャトルバスか徒歩での移動が必要です

🚃 電車(静岡市中心部へ)

静岡おでんの青葉横丁や駿府城公園など、静岡駅周辺へ足を延ばすときの選択肢です。

  • 【JR東海道線】清水駅→静岡駅は240円・約12分。日中は毎時3〜4本走っています
  • 【静岡鉄道(静鉄電車)】新清水駅→新静岡駅は350円・約23分。約8分間隔の高頻度運転なので、時刻表を気にせず乗れます
  • 【支払い】どちらもSuica・ICOCAなど交通系ICカードが使えます。クレジットカードのタッチ決済での乗車には対応していないので、ICカードか現金できっぷを購入してください
  • 【港から駅まで】清水駅・新清水駅へは無料シャトルバスの利用が便利です

雨の日は、屋根の下を移動できる電車も快適な選択肢です。

🚶 徒歩(港のまわりだけなら十分)

  • エスパルスドリームプラザ:埠頭のすぐ隣です(徒歩1〜3分)
  • 清水魚市場「河岸の市」:約1.3km・徒歩15〜20分。水上バスで日の出→江尻(約10分)に乗れば、降りた目の前が河岸の市です
  • JR清水駅:約1.5km・徒歩20〜25分。無料シャトルバスの利用をおすすめします
  • 静鉄新清水駅:約1km・徒歩15分前後

港からの移動手段や実用情報をさらに詳しくまとめた 清水港クルーズ寄港 完全ガイド もあわせてご覧ください。

埠頭のすぐ隣にあるエスパルスドリームプラザの外観。観覧車「ドリームスカイ」が目印です。静岡の名物グルメや海産物、お土産がそろうショッピングモールで、徒歩1〜3分で着きます
埠頭のすぐ隣にあるエスパルスドリームプラザの外観。観覧車「ドリームスカイ」が目印です。静岡の名物グルメや海産物、お土産がそろうショッピングモールで、徒歩1〜3分で着きます(撮影:清水港クルーズガイド編集部)

4. おすすめモデルルート「雨でも楽しむ 国宝と港町めぐり」

船会社のツアーで回るか、現地ツアーや個人手配で回るか迷っている方は、費用と向き不向きを並べた 清水港のショアエクスカーション徹底比較 を先にどうぞ。

「7時間半で何を見たらいいの?」

そんな疑問にお答えするのが、このコースです。雨の一日という前提で、屋根のある場所を軸に組みました。

午前中は南側の日本平・久能山東照宮へ。国宝の社殿は屋根の下でじっくり見られますし、日本平夢テラスも屋内で過ごせる展望施設です。

午後は港エリアへ戻り、河岸の市でまぐろ、アーケードの商店街をぶらりと歩いて、最後は埠頭のすぐ隣のドリームプラザで締めくくります。

港と遠方を行ったり来たりせず、南から港へ一方向に戻ってくる流れなので、雨の中でも移動の無駄がありません。

時刻 スポット 内容 目安時間
08:30 日の出埠頭 下船後、タクシーで日本平山頂へ(約20〜30分) 30分
09:00 日本平夢テラス 展望施設から駿河湾と清水の町並みを眺める 30分
09:30 久能山東照宮 日本平ロープウェイで約5分。国宝社殿と博物館を見学 120分
11:30 移動 ロープウェイで日本平へ戻り、タクシーで清水駅方面へ(約25分) 30分
12:00 清水魚市場「河岸の市」 まぐろ丼のランチと海産物のお土産選び 75分
13:15 清水駅前銀座・清水銀座商店街 全蓋式アーケードの下を歩いて、地元の商店をのぞく 60分
14:15 移動 JR清水駅みなと口から無料シャトルバスで約8分 15分
14:30 エスパルスドリームプラザ ちびまる子ちゃんランド、すし横丁、お土産 90分
16:00 日の出埠頭 徒歩5分で帰船 10分

予算目安:約7,000円〜/人(タクシー・入場料・食事込)

日本平夢テラス

標高307mの山頂に立つ展望施設です。

晴れていれば富士山・駿河湾・南アルプス・三保松原が360度見渡せますが、雨の日でも屋内から清水港とその先の海を眺められます。

木を組み上げた建物そのものが見応えのある造りで、雨音を聞きながら休憩するのもいいと思います。入館は無料。ロープウェイ乗り場も目と鼻の先にあります。

日本平・久能山東照宮への個人手配での行き方・費用は 日本平・久能山東照宮ガイド で詳しく解説しています。

久能山東照宮

楼門から見下ろす久能山東照宮の境内
楼門から見下ろす久能山東照宮の境内(Motokoka / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0)

徳川家康公を祀る、日本で最も古い東照宮です。日本平からロープウェイで約5分、谷を越えて山の中腹に降り立ちます。

極彩色の彫刻で埋め尽くされた社殿は国宝。屋根の下でゆっくり見られるので、雨の日でも見学に支障はありません。

社殿700円、博物館600円、共通券なら1,200円です。博物館には家康公ゆかりの品々が並び、時間があれば共通券の方が満足度は高いと思います。

石段は濡れると滑りやすいので、足元にはご注意を。

清水魚市場「河岸の市」

清水魚市場「河岸の市」いちば館の外観
清水魚市場「河岸の市」いちば館の外観(撮影:清水港クルーズガイド編集部)

清水の魚市場を一般に開放した施設で、飲食店の集まる「まぐろ館」と、鮮魚や加工品が並ぶ「いちば館」の2棟構成です。

清水港は冷凍まぐろの水揚げで知られる港。ここでは赤身から中トロ、希少な部位まで、専門店ならではの品揃えが並びます。

まぐろ丼は1,000円台からが目安です。いちば館は9:30〜17:30の営業で、お土産の買い出しにもちょうどいい場所です。

建物の中なので、雨でも濡れずに食事と買い物を済ませられます。

清水駅前銀座・清水銀座商店街

JR清水駅の西口から南へ約430m続く、全蓋式アーケードの商店街です。

戦後の闇市から始まり、1959年に清水駅前銀座が発足、1967年に初代アーケードが完成しました。

お茶屋さんや和菓子屋さん、喫茶店、衣料品店などが並び、地元の人が普段の買い物をしている場所です。

観光客のためにつくられた通りではないので、清水の日常がそのまま見られます。

アーケードなので、傘をたたんで歩けるのもこの日にはありがたいところです。

エスパルスドリームプラザ

日の出埠頭のすぐ隣にある複合施設です。船から見える大観覧車「ドリームスカイ」が目印。

中には「清水すし横丁」や、国民的アニメの故郷ならではの「ちびまる子ちゃんランド」(大人1,200円・3歳〜小学生700円)、清水すしミュージアムなどが入っています。

観覧車は700円、高さ52mで1周約13分。ただし強風時は休止になります。

埠頭まで徒歩5分なので、帰船直前の時間つぶしにも使いやすい場所です。

2026年9月28日(月曜日)の営業状況

  • 久能山東照宮:年中無休。9:00〜17:00で通常どおり参拝できます
  • 日本平夢テラス:休館日は第2火曜。9月28日は月曜なので開館(9:00〜17:00)
  • 日本平ロープウェイ:雨天でも運行しますが、強風・落雷時は運休の可能性があります
  • 清水魚市場「河岸の市」:定休は水曜。月曜は営業(いちば館9:30〜17:30/まぐろ館は店舗により異なる)
  • 清水駅前銀座・清水銀座商店街:定休日は店舗ごとに異なります。日中の訪問が無難です
  • エスパルスドリームプラザ:ショップ10:00〜20:00、レストラン11:00〜21:00。ちびまる子ちゃんランドは年中無休(10:00〜20:00、最終入館19:30)

月曜休館で注意が必要なのが、登呂遺跡の登呂博物館とフェルケール博物館です。

どちらもこの日は休みなので、予定に入れないようご注意ください。なお、清水次郎長生家は火曜休なので月曜は開いています(平日10:00〜16:00・無料)。

平日の月曜ということもあり、混雑は落ち着いていると思います。

ただし雨の日は屋内施設に人が集まりやすく、ドリームプラザのレストランは昼時に混むこともあります。

ここで紹介した以外の選択肢も、徒歩圏から半日コース・雨の日プランまで 清水でしたい20のこと に網羅しています。

5. 2026年9月28日の清水のイベント情報

9月末の清水は、夏祭りの季節が終わり、静かに秋へ移っていくころです。

この時期にも、ギャラリーの展示から港発の体験プログラムまで、さまざまな催しがあちこちで行われています。

ぜひ気になるところに足を運んでみてくださいね。

🎨 ① 手仕事のある暮らし展Ⅱ(9月12日〜28日)

会期の最終日が、ちょうど寄港日にあたります。

清水区有度本町の小さなギャラリーで開かれている展示で、日本の手仕事を日常の暮らしの中で使うという視点が主題です。

港からは車で向かう距離になりますが、屋内の展示なので天候に左右されません。

作り手の空気が伝わる規模の会場は、大きな観光施設とはまた違った体験になると思います。

【開催日時】9月12日(土)〜28日(月) 10:00〜17:00

【場所】もくぺれ×GALLERY kino(〒424-0879 静岡県静岡市清水区有度本町5-18)

【料金】詳細は公式サイトにてご確認ください

🔗 公式URL:https://www.instagram.com/mokupere/

🍺 ② 清水港ビールクルーズ(9月11日・18日・26日、10月3日・9日・16日・24日)

日の出乗り場から出る、船上で飲み放題を楽しむクルーズです。

乗り場はドリームプラザのすぐ前、みなさんが下船する日の出埠頭から歩いてすぐの場所にあります。

残念ながら9月28日は開催日ではありません。ただ、清水港がこういう楽しみ方をしている港だということは知っておいていただきたいところです。

前後の日程で清水に滞在する方はチェックしてみてください。

【開催日時】9月11日(金)、18日(金)、26日(土)、10月3日(土)、9日(金)、16日(金)、24日(土) 金曜開催:18:30受付開始/土曜開催:17:00受付開始

【場所】清水港日の出乗り場(〒424-0943 静岡県静岡市清水区港町1-7-410-3)

【料金】アルコール飲み放題:4500円 ソフトドリンク飲み放題大人:3500円 小学生:1750円

【参加条件】申込期間は2026年8月10日〜2026年10月24日

🔗 公式URL:https://ticket.shimizu-cruise.co.jp/top?lng=ja-JP

🎎 ③ 昼の芸妓の踊り鑑賞会〜秋〜(9月3日〜11月30日)

静岡の料亭で、昼食とともに芸妓の踊りを鑑賞する会です。

会場は浮月楼など静岡市内の複数の料亭で、開催日は会場ごとに異なります。

日本の伝統芸能を間近で見られる機会は多くありません。

ただし事前の申込みが必要で、電話での申込みは受け付けていないため、参加を考える方は早めに公式サイトを確認してください。

【開催日時】9月3日(木)〜11月30日(月)※開催日は、各会場により異なる 12:00〜14:00(受付開始11:30)

【場所】なすび総本店/待月楼(たいげつろう)/茄子の花 無庵/割烹 大花/桜えび料理 開花亭/浮月楼(〒420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町11-1 ※地図は浮月楼)

【料金】5500〜12000円(消費税・サービス料込)※会場により料金が異なります

【参加条件】2026年8月17日(月)9:00から申込みフォームまたはFAXで受付(電話での申込みは不可)※各会場先着順にて定員になり次第受付終了 ※詳細は公式サイト参照

🔗 公式URL:https://www.geigi.jp/post/2026autumn

🤸 ④ 清水総合運動場 ストレッチ用のポールを使った体操教室(8月19日〜11月25日)

清水区の総合運動場で開かれている、地域向けの連続講座です。

開催は期間中の水曜日なので、月曜の寄港日には当たりません。

清水に暮らす人たちの日常を知る手がかりとして、こうした地域の教室が通年で開かれていることを紹介しておきます。

【開催日時】8月19日(水)〜11月25日(水)※期間中の水曜開催 13:30〜14:30

【場所】静岡市清水総合運動場 柔道場(〒424-0924 静岡県静岡市清水区清開2-1-1)

【料金】7000円(全14回)

【参加条件】2026年7月22日(水)10:00〜申込順

🔗 公式URL:https://shizuoka-sports.or.jp/class/stretch-pole.html?f=ats

⛏ ⑤ 令和8年度 考古学技術体験(5月14日〜11月12日)

清水区蒲原にある静岡県埋蔵文化財センターで開かれている、考古学の技術を体験するプログラムです。

会期は5月14日から11月12日までで、実施日は限られています(参加を検討する方は公式サイトで開催日をご確認ください)。参加費は無料です。

静岡は登呂遺跡に代表される弥生時代の遺跡が多い土地です。日本の考古学に関心のある方は、公式サイトをのぞいてみる価値があると思います。

【開催日時】5月14日(木)〜11月12日(木) 13:30〜16:00

【場所】静岡県埋蔵文化財センター(〒421-3203 静岡県静岡市清水区蒲原5300-5)

【料金】参加費無料

🔗 公式URL:https://www.smaibun.jp/

⚠️ イベントは天候等により変更・中止となる場合があります。お出かけ前に公式情報をご確認ください。

6. 清水・静岡の名物グルメ

清水・静岡エリアは、日本でも屈指のグルメスポットです。

寄港日に味わっていただきたい名物をご紹介します。

料理 場所 価格目安 ポイント
まぐろ丼・刺身盛り まぐろ館(河岸の市内・徒歩10分) ¥1,000〜2,500 清水港のまぐろ専門店が集まる。英語メニュー・カード可
清水の寿司 清水すし横丁(ドリームプラザ内・徒歩5分) ¥1,500〜4,000 港から最も近い寿司エリア。複数店から選べる
海鮮丼・テイクアウト いちば館(河岸の市) ¥500〜2,000 9:30〜17:30。桜えびシュウマイなど土産にも
桜えびのかき揚げ 由比エリア(車25分) ¥800〜1,500 売り切れ次第終了。現金のみの店が多い
静岡おでん 青葉横丁(静岡駅から徒歩5分) ¥500〜1,500 黒はんぺんとだし粉が特徴。夕方からの店が中心
わさび製品 清水港周辺各所 ¥300〜3,000 静岡は日本一のわさび産地。わさび漬けは土産の定番
ツナ缶 河岸の市・ドリームプラザ 店舗により異なる 清水は日本一のツナ缶の産地。軽くて持ち帰りやすい

特にお伝えしたいのが、9月ならではの旬の味覚「桜えび」です。

駿河湾は日本で唯一、桜えびの漁が行われている海。漁期は春(3〜6月)と秋(10〜12月)の年2回で、9月末はちょうど秋漁が始まる直前にあたります。

生の桜えびは漁期限定ですが、かき揚げや釜揚げ、素干しなら通年で味わえる店もあります。河岸の市やドリームプラザの飲食店でも探してみてください。

透きとおった桜色の小さなえびを衣で揚げたかき揚げは、口に入れると香ばしさと甘みが広がります。雨の日に、揚げたてを店内でゆっくり食べるのもいい過ごし方だと思います。

まぐろ・桜えび・しらすの旬や食べ方、おすすめの店まで深掘りした 清水港グルメ完全ガイド もぜひ参考にしてください。

7. 安心して観光を楽しむための実用情報

Wi-Fi

  • 清水港ターミナル:無料Wi-Fi あり(港ターミナル内)
  • エスパルスドリームプラザ:無料Wi-Fi あり
  • コンビニ(セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート):全国共通の無料Wi-Fiが使えます
  • SIMカード:空港でのプリペイドSIM購入をおすすめします

支払い方法

日本では現金が基本の店がまだ多く、特に小規模な飲食店やタクシーでは現金が確実です。

エスパルスドリームプラザや河岸の市の大型店ではクレジットカードが使えます。使えるブランドはVisa/Mastercardが中心で、AmexやDinersは断られる店もあります。

港の近くにはコンビニ内のセブン銀行ATMがあり、海外発行のカードでの現金引き出しに対応しています。

目安として、一人1日3,000〜10,000円の現金を持っておくと不足しません。

交通系ICカード

バス・電車ではSuica・ICOCAなど全国相互利用の交通系ICカードが使えます。港近くのコンビニや清水駅で購入できます。

現金でも乗車できますが、お釣りが出ない場合があるので小銭を用意しておいてください。

言語サポート

  • 観光案内所(清水港ターミナル・清水駅):英語対応あり
  • エスパルスドリームプラザ・河岸の市:英語メニュー・スタッフあり
  • 三保松原「みほしるべ」:多言語案内パンフレットあり
  • タクシー:基本的に日本語のみ。Google翻訳のカメラ機能や音声入力が役に立ちます

観光案内所

  • 清水港旅客船ターミナル内:下船してすぐ
  • 清水駅観光案内所:港から約1.5km(無料シャトルバスまたは徒歩20〜25分)

緊急連絡先

用途 番号
警察 110
救急・消防 119
静岡市総合観光案内所(静岡駅北口・英語対応) 054-253-1170
タクシー(静鉄タクシー総合配車センター) 054-281-5111

8. 船への帰り方

三井オーシャンサクラの出港は17:00です。

集合時刻は船内の案内に従っていただきますが、目安として16:30までには日の出埠頭へ戻れるよう計画してください。

雨の日は道路が混みやすく、タクシーもつかまりにくくなります。予定より15分ほど早めに動き出すくらいがちょうどいいと思います。

道に迷ったときは、Googleマップで「Shimizu Port Hinode Pier」または「清水港 日の出埠頭」と検索してください。

地図上では、大観覧車のあるエスパルスドリームプラザの隣が目印になります。

タクシーに乗る場合は、「清水港 日の出埠頭(Hinode Pier)」と伝えれば通じます。この記事の画面を見せていただいても大丈夫です。

9. 三井オーシャンサクラについて

三井オーシャンサクラは32,477トンの客船です。清水港への寄港は、今回が初めてになります。

大型のクルーズ船と比べると控えめなサイズで、そのぶん日本各地の港にも入りやすいのが特徴です。

船内には多彩なダイニングやラウンジなどの施設が備わり、ゆったりとした船旅を楽しめます。

日本を巡る邦船らしく、日本語での案内やサービスが受けられるのも、長い航海では安心できるところだと思います。

横浜から駿河湾を回って清水へ、そしてこの夜には東京へ。都市と都市のあいだに、こうした小さな港町が挟まるのが日本一周クルーズの面白さだと思います。

雨の一日になりそうですが、国宝の社殿も、市場のまぐろも、アーケードの商店街も、天気に関係なく待っています。

良い旅を。Have a wonderful voyage.

今日の港のおすすめ(当日更新)