2026年8月9日(日曜日)。飛鳥Ⅲは、神戸を出港して駿河湾を北東へ進み、08:00に清水港・日の出埠頭へ到着します。

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出港は同日22:00、再び神戸へ。

スケジュール上の停泊時間は14時間ですが、下船手続きと再乗船の時間を考えると、実際に港の外で過ごせるのはおおよそ12時間ほどです。

それでも、国宝の社殿が建つ久能山東照宮や、2000年前の暮らしが残る登呂遺跡、清水港のまぐろが集まる河岸の市、港直結のエスパルスドリームプラザなど、清水と静岡らしい場所を一日で回るには十分な時間だと思います。

このページは、2026年8月9日の朝、清水港に着く日に読んでいただく「寄港日の朝刊」です。

清水で何を見て、何を食べて、どう過ごすか。地元目線でお伝えしていきます。

この記事を書いた人

清水港クルーズガイド運営者

静岡市在住。清水港で、国内外の来訪者と地域の人々が交流する「清水クルーズ祭り」の企画・運営を行うなど、クルーズ旅行者と地域の人々をつなぐ活動に取り組んでいます。

クルーズ旅行者や地域の方々と接する中で感じたのは、限られた寄港時間を楽しむためには、「どこへ行くか」だけでなく、「移動にどれくらいかかるのか」「予約なしでも利用できるのか」「当日営業しているのか」といった、具体的で新しい情報が重要だということです。

このサイトでは、清水港からのアクセス方法や観光スポット、イベント、飲食店、モデルコースなどを、現地で活動する立場から分かりやすく紹介しています。

ガイドブックだけでは分からない清水・静岡のリアルな情報をお届けし、皆さまの寄港日がより楽しく、思い出深い一日になることを目指しています。いわば、清水港に着く日の朝に読んでいただく「新聞」のようなサイトでありたいと考えています。

1. 寄港日の基本情報

まずは、2026年8月9日の寄港スケジュールを一目で確認できるよう整理しました。

項目 詳細
寄港日 2026年8月9日(日曜日)
入港時刻 08:00
出港時刻 22:00
スケジュール上の停泊時間 約14時間
実質的な観光可能時間 約12時間
着岸場所 清水港 日の出埠頭
前の寄港地 神戸
次の寄港地 神戸

朝8時に着いて夜10時に出るという、清水では珍しい長時間の停泊です。

日中の観光をひと通り終えたあとに、港で夕食を取ったり、夜の海辺を歩いたりする余裕まであります。

日曜日なので、静岡・清水の市街地も家族連れでにぎやかな一日になりそうです。

8月上旬はお盆休みの直前にあたり、夏休み真っ盛りの時期です。

清水では例年7月末から8月初旬にかけて清水みなと祭りが開かれ、街全体が夏のムードになります。

日中は蒸し暑さが厳しくなるため、屋内施設をうまく挟みながら回るのが現実的だと思います。

2. 2026年8月9日の天気と服装

寄港日の予報は雷雨。最高気温は29.2℃(85°F)、最低気温は24.2℃(76°F)、降水確率は85%と、かなり高めの数字が出ています。

摂氏になじみのない方は、25℃=77°F、30℃=86°F、35℃=95°F を目安にしてください。

降水確率85%は「ほぼ降る」と考えてよい数値です。

折りたたみ傘かレインジャケットは必ず持って下船してください。

この日は屋内で過ごせるスポットを軸に組み立てるのが現実的で、後半のモデルルートも雨を前提に作っています。

雷を伴う場合は、展望台や海岸など屋根のない場所での滞在を短めに切り上げてください。

気温は30℃に届かない見込みですが、湿度が高く、体感はかなり蒸します。

速乾性のある服装にして、冷たい飲み物をこまめに取ってください。

濡れた足元で滑らないよう、サンダルよりも歩きやすい靴が向いています。

冷房の効いた施設で1時間おきに休むくらいのペース配分が、この日にはちょうどよいと思います。

静岡の週間天気予報(meteoblue)

なお、この予報は記事公開時点(寄港日の数日前)の予報値です。

上の天気ウィジェットには常に最新の週間予報が表示されるので、寄港日の朝にもう一度チェックしてみてください。

3. 清水港から市内・観光地への移動手段

清水港の日の出埠頭は、市街地にも観光地にも近い便利な場所にあります。

移動手段ごとに、料金の仕組み・支払い方法・運行頻度をまとめました。

限られた寄港時間を自由に使いたい方には、タクシーがおすすめです。

特に雨予報のこの日は、屋根のあるタクシーや電車が快適に感じられると思います。

🚕 タクシー(いちばん自由がきく・おすすめ)

寄港に合わせて日の出埠頭に待機する静鉄タクシー
寄港に合わせて日の出埠頭に待機する静鉄タクシー(撮影:清水港クルーズガイド編集部)

日本平や久能山東照宮など、公共交通では行きにくい場所までまとめて回れるのが最大の強みです。

グループで割り勘にすれば、1人あたりの負担は思ったより手頃になります。

今回のモデルルートでも利用します。

  • 【乗り場】クルーズ船の入港に合わせて、日の出埠頭に客待ちのタクシーが待機します。見当たらないときは港ターミナル内の観光案内所で呼んでもらえます(静鉄タクシー配車センター 054-281-5111)
  • 【料金の仕組み】メーター制です。初乗り700円(1.17kmまで)、以後285mごとに100円ずつ上がります。信号待ちや渋滞中も時間で加算されます。乗車前に「◯◯までいくらくらい?」と概算を聞いても失礼にはあたりません
  • 【貸切という選択肢】時間制の貸切は普通車1時間7,700円。観光タクシープラン(静鉄タクシー)は4時間30,800円〜で、4人で乗れば1人あたり約7,700円です。回りたいスポットのリストを見せて、ルートは運転手さんと相談してみてください
  • 【支払い】現金とクレジットカードが確実です。交通系ICやQR決済は車両によって対応が異なるので、使いたい場合は乗車前に確認してください。チップは不要です
  • 【言葉】日本語のみのドライバーが大半ですが、この記事のスポット名(日本語表記付き)をスマホで見せれば十分伝わります

🚌 無料シャトルバス(港と清水駅を結ぶ・意外と知られていない味方)

JR清水駅みなと口(東口)のロータリーと東海道線の車両
JR清水駅みなと口(東口)のロータリーと東海道線の車両(撮影:清水港クルーズガイド編集部)

清水港には無料バスが2種類あります。

乗り場が違うので、区別して覚えておくと迷いません。

① エスパルスドリームプラザの無料シャトルバス(通年・誰でも乗れる)

エスパルスドリームプラザとJR清水駅を結ぶ赤い無料シャトルバス
エスパルスドリームプラザとJR清水駅を結ぶ赤い無料シャトルバス(撮影:清水港クルーズガイド編集部)

ドリームプラザ〜静鉄新清水駅前〜JR清水駅みなと口を約8分で結びます。

乗り場は日の出埠頭ではなく、埠頭の隣にあるドリームプラザのバス停です。

  • 【料金】無料です。買い物客でなくても乗れます
  • 【頻度】平日は30分間隔(ドリームプラザ発 毎時00分・30分)、土日祝は15分間隔(毎時00・15・30・45分)
  • 【始発・最終】ドリームプラザ発は10:00始発・22:20最終。JR清水駅みなと口発は9:45始発
  • 【注意】朝10時前は動いていません。早朝入港の日は、朝いちばんの移動にはタクシーか徒歩を選んでください

② 寄港日だけ出る、クルーズ客向けの無料シャトルバス(船会社の手配)

寄港日シャトルバスを運行するイハラ観光の車両
寄港日シャトルバスを運行するイハラ観光の車両(撮影:清水港クルーズガイド編集部)

寄港日には、日の出埠頭の目の前から新清水駅・JR清水駅方面へ向かう無料バスが出ることがあります。

船を降りてすぐ乗れるのが①との最大の違いです。

2026年8月16日のセレブリティ・ミレニアム寄港時は庵原観光バスが運行していました(編集部が現地で確認)。

運行の有無・時刻・行き先は寄港ごとに異なります。船内の案内か、下船後に埠頭の係員へ確認してください。

⛴ 水上バス(海の上から富士山を眺めながら移動)

日の出の①番のりば(三保方面行き)に停泊する清水港水上バス
日の出の①番のりば(三保方面行き)に停泊する清水港水上バス(撮影:清水港クルーズガイド編集部)

日の出のりば(ドリームプラザ前)から、三保方面と江尻(河岸の市方面)を結ぶ小さな船です。

移動しながら海の上の景色も楽しめるので、乗ること自体が清水港観光になります。

  • 【料金の仕組み】1区間一律で大人1,000円・小学生500円です。日の出→三保は約15分、日の出→江尻は約10分
  • 【頻度】1日7便。予約はできず、先着順の乗船です
  • 【買い方】乗船券は乗り場で購入します
  • 【欠航について】港内の航路なので欠航はまれですが、台風などの荒天時は運休することがあります。当日の運航は乗り場か電話(054-353-2222)で確認を。今回は雷雨の予報が出ているため、乗船を考えている方は朝いちばんに運航状況を確かめてください

🚏 路線バス(三保方面の定番・しずてつジャストライン)

三保松原へ公共交通で向かうなら「三保山の手線」です。

清水駅前から三保松原入口まで440円・約25分。

  • 【頻度】日中はおおむね毎時3〜4本
  • 【乗り方の仕組み】後ろのドアから乗り、降りるときに前方の運賃箱で支払う後払い方式です。Suica・ICOCAなど全国相互利用の交通系ICカードは、乗車時と降車時にタッチするだけでOK
  • 【現金の場合】車内の両替機は硬貨と千円札のみ対応です。高額紙幣しかないときは、乗る前にコンビニなどで崩しておくと安心です
  • 【注意】港から清水駅前バスターミナルまでは、無料シャトルバスか徒歩での移動が必要です

🚃 電車(静岡市中心部へ)

静岡おでんの青葉横丁や駿府城公園など、静岡駅周辺へ足を延ばすときの選択肢です。

雨の日でも、駅から駅まで濡れずに移動できます。

  • 【JR東海道線】清水駅→静岡駅は240円・約12分。日中は毎時3〜4本走っています
  • 【静岡鉄道(静鉄電車)】新清水駅→新静岡駅は350円・約23分。約8分間隔の高頻度運転なので、時刻表を気にせず乗れます
  • 【支払い】どちらもSuica・ICOCAなど交通系ICカードが使えます。クレジットカードのタッチ決済での乗車には対応していないので、ICカードか現金できっぷを購入してください
  • 【港から駅まで】清水駅・新清水駅へは無料シャトルバスの利用が便利です

🚶 徒歩(港のまわりだけなら十分)

  • エスパルスドリームプラザ:埠頭のすぐ隣です(徒歩1〜3分)
  • 清水魚市場「河岸の市」:約1.3km・徒歩15〜20分。水上バスで日の出→江尻(約10分)に乗れば、降りた目の前が河岸の市です
  • JR清水駅:約1.5km・徒歩20〜25分。無料シャトルバスの利用が便利です
  • 静鉄新清水駅:約1km・徒歩15分前後

港からの移動手段や実用情報をさらに詳しくまとめた 清水港クルーズ寄港 完全ガイド もあわせてご覧ください。

※正しくは 清水港クルーズ寄港 完全ガイド をご覧ください。

埠頭のすぐ隣にあるエスパルスドリームプラザの外観。観覧車「ドリームスカイ」が目印です。静岡の名物グルメや海産物、お土産がそろうショッピングモールで、徒歩1〜3分で着きます
埠頭のすぐ隣にあるエスパルスドリームプラザの外観。観覧車「ドリームスカイ」が目印です。静岡の名物グルメや海産物、お土産がそろうショッピングモールで、徒歩1〜3分で着きます(撮影:清水港クルーズガイド編集部)

4. おすすめモデルルート「雨の日の静岡フルコース」

船会社のツアーで回るか、現地ツアーや個人手配で回るか迷っている方は、費用と向き不向きを並べた 清水港のショアエクスカーション徹底比較 を先にどうぞ。

「12時間もあるけれど、雨の日に何を見たらいいんだろう?」

そんな方に向けて、雨予報の8月9日という条件込みで、地元の立場からひとつのルートをご提案します。

今回組んだのは、屋根の下でしっかり楽しめる場所を軸にしたコースです。

午前中に南側の久能山東照宮と登呂遺跡をまとめて回り、午後は港エリアに戻ってまぐろ丼とドリームプラザ。

港と遠方を行ったり来たりしない一方向の行程なので、雨の中でも移動のストレスが少なくて済みます。

久能山東照宮の社殿は屋根の下で拝観でき、ロープウェイは雨でも動きます(強風・雷のときは除く)。

登呂博物館とドリームプラザは完全に屋内。天気が崩れても、行程がまるごと崩れないのがこのコースの利点です。

時刻 スポット 内容 目安時間
08:30 日の出埠頭 下船、タクシーで日本平へ(約30分) 30分
09:00 日本平・久能山東照宮 夢テラスを覗いてロープウェイ5分。国宝社殿と博物館を見学 120分
11:00 移動 ロープウェイで日本平へ戻り、タクシーで登呂遺跡へ(約20分) 30分
11:30 登呂遺跡・登呂博物館 復元集落と出土品展示で弥生時代の暮らしを学ぶ 75分
12:45 移動 タクシーで清水港方面へ(約25分) 30分
13:15 清水魚市場「河岸の市」 少し遅めのまぐろ丼ランチ、お土産の買い出し 75分
14:30 移動 無料シャトルバスでドリームプラザへ(約10分) 15分
14:45 エスパルスドリームプラザ ちびまる子ちゃんランド、清水すしミュージアム、買い物 180分
17:45 清水すし横丁 夕食。清水産まぐろの寿司と桜えびの軍艦 90分
19:15 観覧車ドリームスカイ 高さ52mから港の夜景と停泊中の飛鳥Ⅲを眺める 45分
20:15 日の出埠頭 徒歩5分で帰船。21:30までに乗船完了 60分

予算目安:約10,000円〜/人(タクシー・入場料・食事込)

久能山東照宮

楼門から見下ろす久能山東照宮の境内
楼門から見下ろす久能山東照宮の境内(Motokoka / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0)

徳川家康公を祀る、日本最古の東照宮です。

日本平からロープウェイでわずか5分、谷を越えて山腹の境内へ降り立ちます。

極彩色の彫刻で埋め尽くされた社殿は国宝に指定されており、拝観は屋根の下なので雨でも問題なく回れます。

拝観料は社殿700円、博物館600円、共通1,200円。家康公ゆかりの品を集めた博物館まで見るなら、共通券が向いています。

9:00〜17:00、年中無休です。

日本平・久能山東照宮への個人手配での行き方・費用は 日本平・久能山東照宮ガイド で詳しく解説しています。

日本平・日本平夢テラス

標高307mの山頂に立つ、360度の展望施設です。

晴れていれば富士山・駿河湾・南アルプス・三保松原が一度に見渡せますが、この日は雲の中という可能性もあります。

それでも展望回廊そのものが見応えのある建物で、ロープウェイ乗り場のすぐ近くなので、立ち寄ってみる価値はあると思います。

入館無料、日曜は9:00〜17:00の開館です。

登呂遺跡・登呂博物館

登呂遺跡公園と登呂博物館
登呂遺跡公園と登呂博物館(江戸村のとくぞう / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0)

約2,000年前、弥生時代の集落跡がそのまま残る国指定特別史跡です。

復元された竪穴住居や水田を歩くと、日本の稲作の始まりを体感できます。

博物館の1階は無料で見学できる展示エリアで、日によって体験プログラムが行われることもあります。

2階の常設展(一般300円)には、重要文化財の出土品が並びます。

9:00〜16:30、月曜休館なので、日曜のこの日は開いています。

清水魚市場「河岸の市」

清水港に水揚げされたまぐろが集まる市場を、一般客も入れるように開放した施設です。

飲食店が並ぶ「まぐろ館」と、鮮魚・干物・土産物が揃う「いちば館」の2棟構成。

まぐろの水揚げで知られる港だけあって、赤身・中トロ・大トロが一皿に並ぶ丼が1,500円前後で食べられます。

いちば館は9:30〜17:30、水曜定休です。

エスパルスドリームプラザ

埠頭の隣に建つ、約60店舗が集まる複合施設です。

「ちびまる子ちゃん」の作者・さくらももこさんの故郷が清水であることにちなんだちびまる子ちゃんランド(大人1,200円・3歳〜小学生700円、10:00〜20:00)、寿司店が軒を連ねる清水すし横丁、寿司の歴史を紹介する清水すしミュージアム(大人500円、すし横丁のレシート提示で半額)が揃います。

丸ごと屋内なので、雨の日の午後をここで過ごしても飽きないと思います。

観覧車ドリームスカイ

ドリームプラザ屋上の高さ52m、1周約13分の観覧車です。料金は700円。

4月から10月は21時まで運行しているので、夕食のあとの締めにちょうどいい時間帯です。

ライトアップされた港と、岸壁に浮かぶ飛鳥Ⅲの姿を上から眺められるのは、寄港日ならではの光景です。

強風時は運休します。

2026年8月9日(日曜日)の営業状況

  • 久能山東照宮:9:00〜17:00・年中無休 → 営業
  • 日本平夢テラス:日曜は9:00〜17:00(第2火曜休館)→ 営業
  • 登呂遺跡・登呂博物館:9:00〜16:30・月曜休館 → 営業
  • 河岸の市(いちば館):9:30〜17:30・水曜休 → 営業(まぐろ館の各店は概ね11:00〜15:00)
  • エスパルスドリームプラザ:ショップ10:00〜20:00、レストラン11:00〜21:00(定休日は店舗により異なる)→ 営業
  • ちびまる子ちゃんランド:10:00〜20:00(最終入館19:30)・年中無休 → 営業
  • 観覧車ドリームスカイ:10:00〜21:00(4〜10月)→ 営業、強風時は休止
  • フェルケール博物館:9:30〜16:30・月曜休 → 営業(今回のルートには組み込んでいませんが、港沿いの徒歩圏です)

8月上旬の日曜日は、夏休みの家族連れで河岸の市もドリームプラザも混み合います。

まぐろ館の人気店は昼どきに行列ができることもあるため、今回のルートのように13時過ぎのランチにずらすと待ち時間を抑えられます。

ここで紹介した以外の選択肢も、徒歩圏から半日コース・雨の日プランまで 清水でしたい20のこと に網羅しています。

5. 2026年8月9日の清水のイベント情報

8月9日は、夏休みの真っただ中の日曜日。

清水の街は例年、夏祭りの余韻が残るにぎやかな時期を迎えます。

ただ、この日に清水・静岡エリアで開催される特定のイベント情報は、今回確認できませんでした。

当日の催しについては、下船後すぐの清水港旅客船ターミナル内観光案内所か、清水駅観光案内所でお尋ねください。

スマートフォンで「清水 イベント」と検索すると、地元の情報サイトに直近の開催情報が出てくることもあります。

急な夏祭りや商店街の催しに出会えるかもしれません。

⚠️ イベントは天候等により変更・中止となる場合があります。お出かけ前に公式情報をご確認ください。

6. 清水・静岡の名物グルメ

清水・静岡エリアには、この土地ならではの名物がいろいろあります。

寄港日に味わっていただきたいものをまとめました。

料理 場所 価格目安 ポイント
まぐろ丼 河岸の市 まぐろ館(徒歩10分) ¥1,000〜2,500 赤身・中トロ・大トロを一杯で。英語メニューあり
清水産まぐろの寿司 清水すし横丁(ドリームプラザ内・徒歩5分) ¥1,500〜4,000 港から最も近い寿司スポット。11:00〜21:00
生しらす丼 河岸の市・ドリームプラザ ¥1,000〜2,000 夏の駿河湾の定番。透きとおった生しらすは鮮度勝負
桜えびのかき揚げ 由比エリア(車25分)・市内各所 ¥800〜1,500 春(3〜6月)と秋(10〜12月)が漁期。生の桜えびは漁期限定
静岡おでん 青葉横丁(電車20分+徒歩5分) ¥500〜1,500 黒はんぺんにだし粉と青のり。夕方17時から
海鮮テイクアウト 河岸の市 いちば館 ¥500〜2,000 まぐろのたたき、桜えびシュウマイ。お土産にも
わさびグルメ 清水・静岡市内各所 ¥300〜3,000 静岡は日本一のわさび産地。わさびソフトも人気

特にお伝えしたいのが、8月ならではの旬の味覚「生しらす」です。

しらすは傷みが早いため、生で食べられるのは水揚げのあった日だけ。

夏場は特に鮮度の見極めが厳しくなるぶん、出会えたときの価値があります。

とろりとした食感とほのかな甘みは、茹でた釜揚げしらすとはまったく別の食べ物です。

河岸の市の食堂やドリームプラザの寿司店で「生しらす、今日ありますか」と聞いてみてください。

「本日入荷」の札が出ていたら、ぜひ注文してみてください。

まぐろ・桜えび・しらすの旬や食べ方、おすすめの店まで深掘りした 清水港グルメ完全ガイド も参考にしてください。

7. 安心して観光を楽しむための実用情報

Wi-Fi

清水港ターミナル内とエスパルスドリームプラザには、それぞれ無料Wi-Fiがあります。

セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマートといったコンビニでも、全国共通の無料Wi-Fiが使えます。雨宿りがてら接続するのもひとつの手です。

長期滞在なら、空港でのプリペイドSIM購入が快適です。

支払い方法

日本はまだ現金が基本の店が多く、特に小規模な飲食店やタクシーでは現金が確実です。

ドリームプラザや河岸の市の大型店ではクレジットカードが使えます。

Visa・Mastercardが最も通用し、AmexやDinersは断られることもあります。

港近くのコンビニにはセブン銀行ATMがあります。

一人1日 ¥3,000〜10,000 の現金を持っておくと落ち着いて動けます。

交通系ICカード

バス・電車ともSuica、ICOCAなど全国相互利用の交通系ICカードが使えます。

港近くのコンビニや清水駅で購入できます。

現金でも乗れますが、バスの両替機は硬貨と千円札のみ対応なので、小銭を用意しておくと安心です。

言語サポート

観光案内所(清水港ターミナル・清水駅)は英語対応があります。

ドリームプラザと河岸の市には、英語メニューや英語を話せるスタッフがいる店舗が多くあります。

三保松原の「みほしるべ」では、多言語パンフレットを配布しています。

タクシーは日本語のみと考えて、行き先はこの記事の日本語表記を画面で見せるか、Google翻訳を活用してください。

観光案内所

  • 清水港旅客船ターミナル内:下船してすぐ
  • 清水駅観光案内所:港から約1.5km(無料シャトルバスまたは徒歩20〜25分)

緊急連絡先

用途 番号
警察 110
救急・消防 119
静岡市総合観光案内所(静岡駅北口・英語対応) 054-253-1170
タクシー(静鉄タクシー総合配車センター) 054-281-5111

8. 船への帰り方

飛鳥Ⅲの出港は22:00です。

遅くとも21:30までには、日の出埠頭へ戻れるよう計画してください。

夜の帰船になるため、暗くなってからの移動時間には少し余裕を見ておくと落ち着きます。

道に迷ったときは、Googleマップで「Shimizu Port Hinode Pier」または「清水港 日の出埠頭」と検索すれば案内が出ます。

ドリームプラザからは徒歩5分ほどの距離です。

タクシーに乗る場合は、運転手さんに「清水港 日の出埠頭(Hinode Pier)」と伝えてください。

寄港日は地元のドライバーもクルーズ船の着岸場所を把握しているので、それだけで通じます。

雨が強い時間帯は、無理に歩かずタクシーを使うのが確実です。

9. 飛鳥Ⅲについて

飛鳥Ⅲは、郵船クルーズが2025年7月20日に就航させた、総トン数52,265トンの日本船籍クルーズ客船です(清水港の寄港予定表では52,200トンと記載されることがあります)。

全長230m、全幅29.8m、乗客定員740名。

建造はドイツ・パペンブルクのマイヤー・ヴェルフト造船所で、船籍港は横浜です。

最大の特徴は、客室が全室バルコニー付きであること。

定員は先輩船の飛鳥Ⅱ(50,444トン・定員872名)より少なく設定されており、船が大きくなったぶんを一人あたりのゆとりに充てた設計です。

日本船ならではの和のしつらえと、洋上の非日常感が同居する空間になっています。

就航2年目の2026年は、花火大会に合わせたクルーズや北海道、瀬戸内海など、日本発着のコースを数多く運航しています。

今回の清水寄港も、神戸を発って神戸へ戻る周航の一日。日本の港をていねいに巡る、この船らしい航路です。

神戸を出て清水へ、そしてまた神戸へ。今日は、その旅のちょうど折り返し点にあたる一日です。

雨の予報ではありますが、国宝の社殿も、2000年前の水田も、港のまぐろも、屋根の下で楽しめます。

またこの港でお会いできる日を楽しみにしています。

良い旅を。Have a wonderful voyage.


飛鳥Ⅲの清水寄港ガイド一覧

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